コラム&エッセイ

2018.12.19

社会人1年目、ポルシェを買う。

編集部より

皆さん、こんばんは。「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。シャカイチ読者の皆さんは、笹本編集長のコラム「ジャガーXEもまだまだ活躍/ポルシェ930を手放します」をご覧になりましたか? 僕はそれを読んで驚き、近況を急いで書きました。

第84話:笹本編集長のコラムに動揺。

photo:@masamaxy

もくじ

驚いた
本当か
どうしよう

驚いた

笹本編集長のコラムは、
いつも僕が公開までの準備をする。
したがって公開される前の原稿が
まずメールで送られてくるのである。

驚いた。

「ポルシェ911 SCを手放す」
と原稿に書いていたからだ。
しかも「一番に話すべきは上野太朗君」
と書いてある。

本当か

この数カ月、幾人かに
「笹本編集長の911を
 ゆずってもらうべきだよ」と言われた。

正直に申し上げて
まったく現実的な助言に思えなかった
(せっかくのご助言なのにごめんなさい)のは
そういったアドバイスをくれたほとんどの方は
編集長のガレージを見たことがないからだ。

実際に目の当たりにすれば、どう考えても
「あの」すばらしい環境のガレージに並ぶ
ピカピカなクルマたちのうち1台が、
川崎くんだりの青空駐車場に来るなんて
よほどの楽天家でないと想像できないだろう。

また、そもそも編集長と僕のあいだには
同じ部署の上司と部下という関係以上に
今の会社の社長と社員という関係がある。

「ゆずってください」だなんて
そうかんたんに言えるわけがない。というか
まったく考えたことさえ、なかったのだった。

だから驚いた。

メールを読んだあと、恐る恐る話しかけた。

「あの……編集長。原稿を読んだのですが…」

「そうだよ。君に譲ることにしたんだ」と
なにか原稿を書いているのだろう、
PCのモニターから目を離さずに
さらりと言うではないか……。

その原稿は、翌日に公開された。
その時、なんと言うべきか、わからなかった。

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AUTOCAR JAPAN 編集部 上野太朗

1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測という、いわばエリート・コース(?)を歩む。学生時代はフィアット・バルケッタ→ボルボ940エステート→アルファ・ロメオ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ・ロメオ156(V6)→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かした。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 
 

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