Juju(野田樹潤)ブログ

2021.06.23

【Juju(野田樹潤)ブログ】第55話:第3ラウンド振り返り 色々疑問も速く走るのみ

ヒート2は6位 ファステストラップも

一夜明けて、日曜日。ヒート2のレースはウェットでした。

最後尾からのスタートなので、ウェットの方が抜きやすいかも、と思いスタートしました。

ヒート2のレースはウェットでした。

すぐに4台ほど抜くと、前にいたのはエマーソン選手でした。昨日の件が頭を過りましたが、監督からは「萎縮せんと思い切りいけ! 仕掛けてこないなあ、と思われたらナメられるだけ」と言われていたので、積極的に攻めていきました。

結果的にはエマーソン選手とテールトゥノーズのまま6位でフィニッシュしましたが、ファステストラップも取れたし、内容としては納得できるものでした。

エマーソン選手とテールトゥノーズのまま6位でフィニッシュ。

最終レースのヒート3は、一転してドライコンディションでおこなわれました。

ヒート3は接触 ペナルティは6秒加算

ヒート3。グリッドは最後尾だったのですが、スタートで5台を抜いて7位にジャンプアップ。

さらにレース中盤はベリング選手と6位を争っていました。

レースが残り2分ほどになったところで、わたしはストレートエンドでベリング選手に仕掛けました。

でもわずかに止まり切れず、ターンインしてきたベリング選手のサイドポッドに当たってしまいました。

これでフロントウイングを壊してしまったわたしは11位まで順位を下げてヒート3を終えたのでした。

今回の接触はわたしの方に非があるなぁと思っていたのですが、ペナルティは意外に(?)軽く、6秒加算でした。

レースの裁定ってよくわかんない!

でもそんな思いはチームとしても同じで、NODAレーシングとしてはヒート1のペナルティに関してDASU(日本で言うところのJAFのような組織)に提訴しました。

次回は8月20~22日のユトランドリンクのレースになります。わたしは速く走るのみ。

少し時間が空くので、気分を切り替えて挑みたいと思っています。ではまた!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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