え!? スポーツカー? 三菱アウトランダーPHEV 唯一無二の存在 4つのワケ

公開 : 2022.12.23 11:45

パワフルなモーター<制御の巧さ

勘違いしてほしくないのは、アウトランダーPHEVは、ただパワフルなモーターを積んだだけ、というクルマではない。その制御の巧みさが魅力の根源にある。

まず、ツインモーターを使った4WD制御のS-AWCの存在が魅力的だ。舗装路/雪道/ぬかるんだ路面など、シチュエーションに合わせて、シフトノブの手前にあるダイヤルを回すだけで最適な4WD制御がおこなわれる。

ダート路面を走らせてみれば、面白いほどクルマが自由自在に動いてくれる。電動車というだけでなく、優れた4WD車であることが、アウトランダーPHEVの魅力の1つとなる。

また、アウトランダーPHEVには、パドルシフトによって回生ブレーキの効き目を6段階に調整できる機能もある。これも滑りやすい路面での走行の助けになるし、街中を走るときもエンジン・ブレーキの代わりとして重宝する。

そして、より回生ブレーキの効きを強くしたような「イノベーティブ・ペダル・オペレーション・モード」も存在する。これは、いわゆる「ワンペダル」と呼ばれるもので、アクセルペダル1つで加減速のコントロールができ、停止近くまでもっていくことのできる機能だ。滑りやすい雪道で使うのもおすすめだ。

また、EVモードを「バッテリー残量を維持」「バッテリーを充電」「EV走行を優先」を選ぶことができるのも便利なところ。

これらのバッテリーや走行モードを、いろいろ選べるところが、アウトランダーPHEVに乗るたびにワクワクした気分にさせてくれる理由の1つと言えるだろう。

アウトランダーPHEVには、他にも魅力がある。

三菱アウトランダーPHEV 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    鈴木ケンイチ

    Kenichi Suzuki

    1966年生まれ。中学時代は自転車、学生時代はオートバイにのめり込み、アルバイトはバイク便。一般誌/音楽誌でライターになった後も、やはり乗り物好きの本性は変わらず、気づけば自動車関連の仕事が中心に。30代はサーキット走行にのめり込み、ワンメイクレースにも参戦。愛車はマツダ・ロードスター。今の趣味はロードバイクと楽器演奏(ベース)。
  • 撮影

    小川亮輔

    Ryosuke Ogawa

    1986年生まれ。幼少期から父親の影響でクルマに惹かれている。独身時の愛車はシボレー・コルベットC5 V8 5.7Lのミレニアムイエロー。現在はレンジローバーV8 5.0L(3rd最終型)に家族を乗せている。2022年、SNSを通してAUTOCAR編集部の上野太朗氏に発掘される。その2日後、自動車メディア初仕事となった。instagram:@ryskryskrysk

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