国内試乗

2017.02.13

日産オール・ラインナップ 氷上・雪上試乗会

テスト日 : 2017年02月17日

文・吉田 匠 撮影・佐藤正勝 

■どういう試乗会なのか

1月末から2月頭に掛けて、日産オール・ラインアップ氷上・雪上試乗会というイベントが、長野県の女神湖を舞台に開かれた。去年に続いて2度目の開催だが、去年はそこに向かうスタッドレス・タイヤ付きのクルマが手配できず、参加を見送った。そこで今年は、メルセデス・ベンツからBSブリザックを履いたGLA250 4-MATICを借り出して、女神湖へ。

日産がこの試乗会を開く主な理由は、同社には多様なパワートレインや様々な駆動方式のクルマがあるので、そのそれぞれによる氷上や雪上での走りの違いを、僕らジャーナリストやメディアの編集者に体感してもらいたい、というところにあるらしい。

実際、氷上で乗ったのが、リーフ=FF、ノートe-POWER=FF、ジューク16GT=4WD、ジュークNISMO RS=4WD、フェアレディZ=FR、スカイライン=FR、GT-R=4WDといったクルマたちだったし、雪上ではノートe-POWER NISMO=FF、セレナ=4WDといったクルマに乗った。

この豊富な現在のラインアップのなかにも、さすがにミド・エンジン=MRとリア・エンジン=RRはなかった。後者に関しては、アライアンス企業であるルノーから、トゥインゴを借りてくる手があったかもしれないが(笑)。

■FFからFR、4WDまで様々な車種での氷上走行

そこでまずは、女神湖の氷上に設えられたストレートあり、緩いコーナーあり、ヘアピンあり、Sベンドありの、サーキット風コースを、スタッドレス・タイヤを履いたノートe-POWER、ジュークNISMO RS、フェアレディZ、それにGT-Rで走った印象を書こう。

このコースがどんなものだったかというと、スタート直後の緩いコーナーや後半のSベンドは路面に凹凸があってわずかにグリップ感があるが、コースのほぼ中央にあるヘアピンとその後の2つの直角コーナーの路面はツルツルの氷の表面が露出していて、猛烈にμが低い。


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