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初試乗 ポルシェ911(992)カレラ4S 着実な進化 普遍のポルシェ像

2019.01.17

100字サマリー

広げられた全幅。さらに増強されたパワー。8代目となるポルシェ911は、従来にも増して速いだけでなく、速度域を問わず素直に走りを楽しめる仕上がりに進化しています。しかも、911のイメージはそのままに。ドイツ、ホッケンハイムからの最新レポートです。

もくじ

どんなクルマ?
エンジンとホイールベース以外は一新
どんな感じ?
一般道でも満足できるポルシェらしさ
回したくなるターボエンジン
ハンドリングは4Sよりも2S
「買い」か?
突出したオールラウンドなスポーツカー
スペック
ポルシェ911カレラ4Sのスペック

どんなクルマ?

エンジンとホイールベース以外は一新

満を持して登場した、8代目となる992型のポルシェ911だが、はじめに触れておきたいことは、991と同じホイールベースを持ち、3.0ℓのツインターボ・水平対向6気筒エンジンもキャリーオーバーとなる点。しかし、それ以外は大きく生まれ変わっている。モノコックボディに使用されるスチール素材は極めて限定的で、今回からはアルミニウム製モノコックと、正式に呼ばれるようになった。衝突安全性の向上や搭載される新技術での重量増加分を、アルミニウムで相殺させようというわけだ。

エンジンには大型のターボに高効率なインタークーラー、ピエゾ式インジェクター、インテークバルブのバリアブル開閉機構などが盛り込まれ、新しい911の最高出力は450psからとなる。後輪駆動か四輪駆動かを選択でき、どちらも全幅は同値。従来までは後輪駆動のカレラのリアトレッドの方が、四輪駆動モデルより狭かった。フロントトレッドは46mm広げられているが、リアトレッドは先代の四輪駆動モデルと変わらない。つまり後輪駆動モデルの場合は、先代から39mm広がったことになる。

タイヤ幅はフロントが245、リアが305で、直径はフロントが20インチでリアが21インチ。標準のポルシェとしては初めて、前後でのタイヤ径が異なる仕様となっている。そして今回われわれは、後輪駆動の2Sと四輪駆動の4Sの2台を、一般道で充分な距離を走らせることが叶った。早速レポートと行こう。

 
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