【電動ラグジュアリーSUV対決】メルセデスEQC vs テスラ・モデルX vs ジャガーIペイス vs アウディeトロン 前編

2019.12.14

100字サマリー

日本でも販売がスタートしたメルセデスEQCですが、今回は電動高級SUVの草分けたるテスラ・モデルXと英国版AUTOCAR編集部のお気に入り、ジャガーIペイス、そしてこちらも登場したばかりのアウディeトロンの4台で、現実世界での実力を試すショートトリップへと出掛けました。

もくじ

火曜日、午前8時43分、ミルトンキーンズ・コーチウェイ
航続距離は十分?
午前10時52分、A34号線、オックスフォード近郊
ドライバーとの繋がり 全員一致
午後3時32分、スウィンドン近郊、ウエストバウンド
ベストな電動ラグジュアリーSUV

火曜日、午前8時43分、ミルトンキーンズ・コーチウェイ

ミルトンキーンズのパーク&ライドステーションの一角、イオニティ社が4基の充電スタンドを設置したこの場所は、いま英国でもっとも新しくもっともパワフルなEV向け充電ステーションだ。

そして、偶然にもこれから一風変わったグループテストへと出発する4台のEVが、ここでそれぞれのバッテリーを満タンにしようとしている。なんという幸運だろう。

充電中は楽しいおしゃべりをする時間がいくらでもある。
充電中は楽しいおしゃべりをする時間がいくらでもある。

ここまで運転してきた最新のラグジュアリーEV、真新しいメルセデス・ベンツEQCに、最近登場したばかりのアウディeトロンとすでにお馴染みのテスラ・モデルX、さらには現在われわれ1番のお気に入りであるジャガーIペイスの3台が今回の参加車両だ。

EV充電にはつきものの電流音と冷却ファンの騒音が、まるで屋外に設置された巨大なサーバーキャビネットのなかにいるような気分にさせる。

ケーブルを繋いで充電を始めると、テスラが4台のなかでは最長となる462kmの航続可能距離を示している。最低はアウディとジャガーの2台が表示したのは364kmだ。

航続距離は十分?

では、こうして表示された航続可能距離は、セバーン・エスチュエリーを往復する今回の旅を完走するに十分なものだろうか?

そして、これからの400kmと36時間を通じ、ラグジュアリーな電動SUVという新たなニッチ市場で、もっとも実用的で使い勝手に優れたオールラウンドな電動ラグジュアリーモデルだと自らを証明するのはどのクルマだろうか?

電動ラグジュアリーSUV対決
電動ラグジュアリーSUV対決

今日は、写真撮影とドライビングに相応しい道を経由して、さまざまなルートを組み合わせた実際の公道上での各モデルのエネルギー効率と航続可能距離を確認しながら、今夜の宿泊地となるセバーンブリッジへと向かうことになる。

明日はこの国の急速充電ネットワークの現状をチェックしつつ、各モデルのこうした充電ネットワークへのナビゲーション能力とアクセス性をテストしながら帰路に就く予定だ。

そして、旅の出発点であるここミルトンキーンズへと、最初に戻って来ることができたモデルが今回の勝者になるはずだが、現実はそう単純ではないかも知れない。

 
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