【ほぼターマック用ラリーカー】アリエル・ノマドRへ試乗 タイプR用2.0L搭載

2020.08.01

サマリー

オフロード・バギーの姿をした、アスファルトが得意なラリーカー、アリエル・ノマドR。シビック・タイプR用の2.0Lエンジンにスーパーチャージャーを組み合わせ、339psを獲得しています。英国編集部が評価しました。

もくじ

5台限定のターマック用ラリーカー
タイプR用エンジンに6速シーケンシャル
凶暴性を感じるほどに速い
ヘルメットと耳栓がいるドライバーズカー
アリエル・ノマドR(英国仕様)のスペック

5台限定のターマック用ラリーカー

text:Matt Prior(マット・プライヤー)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
1990年代、125ccの2ストロークエンジンを積んだ、カジバ・ミト125というスポーツバイクが人気だった時期がある。ギアは7速あるが、どのギアでも同じように加速する、と当時のレポートは記していた。

アリエル・ノマドRに乗ると、そのカジバ・ミトを思い出させる。トランスミッションは6速のシーケンシャル。ラリー仕様のクロスレシオで、6速での40km/hも、1速での80km/hも、同じくらい楽しい。アクセルを深く踏めば、それで済む。

アリエル・ノマドR(英国仕様)
アリエル・ノマドR(英国仕様)

初代のノマドが登場したのは2015年。アトムの汚れた兄弟、としてリリースされた。オンロードを走るのはアトムで、オフロードを走るのはノマド、というわけ。「左に曲がってサーキットへ向かうか、右に曲がって原野へ向かうか」そんな2択だ。

2016年には、スーパーチャージャーで過給されるノマドも登場している。しかし筆者が最も面白いと感じたのが、このノマドR。

アリエル・ノマドの開発責任者、ヘンリー・シーベルト-サンダースは、「ターマック用ラリーカーに可能な限り近づけてあります」と説明する、限定マシンだ。その台数は、わずかに5台だけ。

そのうちの3台は、古いホンダ・シビック・タイプR用の2.0Lエンジンにスーパーチャージャーを取り付けたユニットか、アトム4にも積まれている新しい2.0Lターボユニットが搭載される。

残りの2台はまだ明らかになっていない。通常搭載されるのは、2.4Lのホンダ製ユニットだ。今後登場するであろうノマドMk2にも、新しい2.0Lターボが選ばれることだろう。

 
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