【英国での定期点検 その後】トヨタ・ランドクルーザー(7) 長期テスト

2020.08.02

サマリー

実用重視の四輪駆動を日常の足として利用すると、どんな体験が得られるのでしょう。本格SUVだからこその、嬉しいサプライズもあるはずです。日本未導入の3ドア版ですが、ランクル・プラドを英国編集部が長期テストで検証します。

もくじ

積算3万7739km 高速道路での緩やかな揺れ
積算4万2969km パティキュレート・フィルター
強制的な燃焼は今後も試せない
アドブルー液の補充で損はない
テストデータ

積算3万7739km 高速道路での緩やかな揺れ

text:Matt Prior(マット・プライヤー)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
同僚が数日、長期テストのランドクルーザー・プラドを利用した。彼へ意見を聞いてみると、「牛が草を噛む時、ゆっくりと顎を丸く動かしますよね。ランドクルーザーで高速道路を走ると、そんな印象を受けました」と話していた。

筆者もそう思う。乗り心地は少し荒い。しかし、木の実を噛むリスの下顎よりは穏やかだ。多くのクルマの乗り心地は、その間あたりではないだろうか。

トヨタ・ランドクルーザー・プラド・ユーティリティ 3ドア(英国仕様)
トヨタ・ランドクルーザー・プラド・ユーティリティ 3ドア(英国仕様)

積算4万2969km パティキュレート・フィルター

通常、長期テストで乗るクルマの機能は、すべて試すようにしている。しかし、長期テストのランドクルーザー・プラドには、試せないと思われる機能が1つある。

このランドクルーザー・プラドが積むのは、2.8Lの4気筒ディーゼルエンジンで、ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)が装備されている。排気ガスに含まれるススはDPFに付着し、充分に高温になった時に燃焼される。

トヨタ・ランドクルーザー・プラド・ユーティリティ 3ドア(英国仕様)
トヨタ・ランドクルーザー・プラド・ユーティリティ 3ドア(英国仕様)

燃焼しているかどうかは、普通に乗っている限りわからない。一般的な運転条件であれば、自動的に行われる。

一方で、低速で長時間走行したり、アイドリングや短距離走行を繰り返すような乗り方だと、DPFの温度が上がらずに燃焼を完了できない。ススはDPFに溜まり続け、最終的には詰まってしまう。

フィルターが詰まると、警告灯が点灯するはず。無視しない方が良い。

 
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