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2017.11.11

ポルシェ重役インタビュー「ミッションEのいま、EVの未来、911の今後」

[編集部より]

AUTOCAR英国編集部がポルシェの重役に直撃。ミッションEの今のところ、EVの今後の展開、911の存続についてじっくりと聞きました。全6ページ。たいへん読み応えがある記事です。

text:Mark Tisshaw(マーク・ティショー)

もくじ

「ミッションE」 19年の公開めどに
気になる911のEV化について
ミッションE、判明している数値情報
ミッションEのさらに次のEVは?
CEO、オリバー・ブルーメへのQ&A
デザイン責任者ミヒャエル・マウアーへのQ&A

「ミッションE」 19年の公開めどに

ポルシェは、2020年からの生産を目指している、4ドアボディを持つスポーツ・サルーンのプロトタイプで、初の走行テストを成功させた。

このコードネーム「J1」と呼ばれる完成度の高いプロトタイプは、2015年のフランクフルト・モーターショーで、ポルシェ・ミッションEコンセプトとしてプレビューしたもの。ポルシェ初のEV専用モデルとなり、5番目のモデルラインとして発売される予定だ。

パッケージングの理由で、他の自動車メーカーは最初に手がけるEVのボディタイプをSUVとすることが多い。しかしポルシェは、環境負荷を減らすことと同時に、EV技術による優れたパフォーマンスを示す目的で、低いボディタイプを選択した。

ポルシェ開発部門の責任者、ミヒャエル・シュタイナーによれば、好意的に受け止められているミッションEコンセプトに非常に近似した状態で、量産モデルの設計は完了しているとのこと。根幹部分の開発は終わり、完全なボディを架装した生産型プロトタイプでのテストが開始されているのだ。

仕上がった生産モデルは2019年に公開され、2020年にはデリバリーが開始される見込み。価格は約£100,000(1497万円)となっている。

これは、パナメーラ4 E-ハイブリッド(£81,141)と、パナメーラ・ターボS E-ハイブリッド(£137,140)の間をとった価格だ。また、ポルシェ911とパナメーラの中間に位置するモデルになる。

ミッションEの生産モデルには、まだ正式な名前は付けられていないが、ポルシェ取締役会会長のオリバー・ブルーメによると、コンセプトカーとは異なる名前になるようだ。

ポルシェのEV技術を用いて、全く新しい「4ドア・スポーツカー」モデルを生み出すことで、ポルシェブランドをより多くの顧客へ届けることを目指している、と関係者は話している。

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