【休日クラシック・ポルシェ・アーカイブ #06】1967年ポルシェ911R 「試作車4台を含む23台を製作して終了」

公開 : 2026.05.09 06:45

世界的な人気モデルとして支持され、サーキットでも数えきれぬ栄光の記録を刻んできたポルシェ。土日祝日の朝に公開する、そんなポルシェの足跡を膨大なアーカイブと共に振り返る連載です。#06は『1967年ポルシェ911R』です。

1967年ポルシェ911R

ポルシェは911の本格的なレース仕様車を開発する。しかし公認に必要な500台の販売目途が立たず、試作車4台を含む23台を製作して終了。

エンジンは906に準じた構成で、ツインスパーク点火システムと2基のトリプルチョーク・ウェーバー・キャブレターを備え、210hpを発揮。ボディパネルはFRP製に換え、車重は800kgまで軽量化。燃料タンクは100Lに拡大され、リアホイールは7.0Jを組む。

空冷水平対向6気筒1991cc●210hp●245km/h
空冷水平対向6気筒1991cc●210hp●245km/h
    ポルシェ

レースには参加しなかったが、1967年にモンツァ・サーキットで2Lクラスの速度記録を樹立した。

(当連載は、基本的に土日祝日の朝に公開しています)

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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