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2019.01.28

問われるモーターショーの意義 「冬のデトロイトショー」終わり 今後は

編集部より

デトロイト・モーターショーの開催時期が来年から6月に変更されます。モーターショーの役割が変化するなか、グッドウッドのような自動車をテーマにしたお祭りのようなイベントを目指すようです。番外編では今年のショーの話題とこれまでの歴史を振り返ります。

もくじ

変わる存在意義
6月開催へ クルマのお祭りに
目指すはグッドウッド
番外編1:デトロイトの栄光と挫折
番外編2:今年の話題

変わる存在意義

自動車産業の未来を映し出してきた主要なモーターショーだが、近年はその存在意義を問われる事態に直面している。

活気を失った会場の真ん中に巨費をかけたステージを設置して、ただクルマを展示するようなやり方を改め、各メーカーはコストを抑えた方法で独自のイベントを開催したり、インターネット経由で直接消費者と繋がることを選ぶようになってきている。

1907年の初開催以来、長きに渡ってデトロイト・モーターショーは米国自動車産業にとってもっとも重要なイベントであり続けてきた。しかし、この街を象徴してきた自動車業界の地位低下が進むにつれ、北米国際オートショーの正式名称を持つこのモーターショーからも活気が失われつつあり、今年デトロイトで発表された新型モデルは、1年前の69台に比べ、わずか30台ほどに留まっている。


米国自動車産業の中心地であるにもかかわらず、国際的な自動車メーカーのデトロイト離れは進んでおり、主要欧州メーカーとしては唯一フォルクスワーゲンだけが新型モデルを発表しているが、それも米国市場専用のパサートだった。

一方、メルセデス・ベンツはより多くの集客が見込めるとの理由から、同じ月の初めにラスベガスで開催されたCESを新型CLAデビューの場に選んでいる。

「過去10年、技術の変化によってメーカーと消費者の行動様式が変わりました」とデトロイト・モーターショーの代表を務めるダグ・ノースは言う。「新型モデルを発表するのに、これまでとは違ったやり方を採用するようになっているのです」

 
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