フォルクスワーゲン新型SUV 7人乗り、3列シート大型EVのI.D.ルームズ 上海ショー

公開 : 2019.04.03 06:10  更新 : 2019.04.16 16:23

VWから新型SUVのニュースです。7人乗り、3列シートの大型EV「I.D. Roomzz」が、今月デビューを飾ります。ティザー画像をご紹介しましょう。

I.D.シリーズ 5番目のモデル

フォルクスワーゲンは、新しい大型エレクトリックSUV「I.D. Roomzz(ルームズ)」を、上海モーターショーで発表する予定だ。

AUTOCARでは昨年12月、7人乗りのラグジュアリーSUVが今回の日程で登場すると報じた。その際は、I.D.ラウンジというコードネームを使っていた。テスラモデルXの対抗馬となるこの新型について、われわれの情報筋はすでに生産化が承認されたと話している。

アメリカ、中国を含むいくつかのマーケットを選んで、2022年に市販仕様が発表される見込みだ。

同社はまた、本コンセプト・モデルが、レベル4の自動運転機能を搭載すると認めている。I.D.パイロットと呼ばれるシステムで、ドライバーの監視は必要となるが、クルマが大部分の時間を完全に制御することができる。

I.D.ルームズは3列シートを採用し、乗員は7名となる。同社の内部情報筋は「驚くべきパッケージング」と評しており、ボディサイズはティグアン・オールスペースと同等でありながら、トゥアレグより広い室内スペースを有するという。

・ティグアン・オールスペースの全長:4701mm
・トゥアレグの全長:4878mm

このことから、技術的にはI.D.クロスに近い存在となるが、乗員のためのスペースを広げるためにホイールベースを延長し、トレッドを拡大していると思われる。

なお、中国市場にはジョイントベンチャーで手を組んでいるFAWとSAIC向けに、2種類のスタイリングを用意する見込みだ。

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