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2019.06.16

VWグループ会長 ヘルベルト・ディース 1年越しの独占インタビュー 電動化の立役者

編集部より

2018年のAUTOCARエディターズアワードに輝いた現フォルクスワーゲングループ会長、ヘルベルト・ディースへの1年越しのインタビューがようやく実現しました。MEBプラットフォームを擁して、電動化を強力に進めるディースが語る自動車世界の未来に、興味は尽きません。

もくじ

真のクルマ好き 1年越しのインタビュー
MEBプラットフォーム SUV人気は続かない?
自動車の未来 政策が左右
販売台数の重要性 規模は十分
番外編1:ディースの経歴
番外編2:ディースに訊く

真のクルマ好き 1年越しのインタビュー

ヘルベルト・ディースは慣習に縛られない。彼のオフィスで、貴重な時間のなかから60分を割いてもらうことになったが、その厳格なスケジュール管理や、フォルクスワーゲングループ会長として、ディースが対処しなければならない課題や批判を考えれば、生真面目で時間に追われ、ある意味、ユーモアなど意に介さない人物を想像していた。

実際、彼の前任者であるマティアス・ミュラーは、確かにナイスガイではあったが、どちらかと言えば、そうしたタイプの人間だった。

だからこそ、インタビューを初めて数分のうちには、かつて彼が所有し、気に入っていたにもかかわらず、わずかばかりの値段で売却してしまったクラシックモデル、TR6の魅力について語り合っていることに、正直驚いていた。


何台かのミニやビートルの所有歴とともに、いまでも、「詳細は明かせませんが、フォルクスワーゲングループではない」モデルを複数所有しており、最近その仲間にはランドローバー・ディフェンダーが加わっている。直ぐにディースが真のクルマ好きであることが理解できた。

1999年から2003年まで彼がローバーで過ごした「幸福な」4年間のことを思い出したが、当時、ディースはニューミニの発売に深く関わっていたのだ。インタビューは上手くいきそうだ。

ディーゼルゲート発覚前の2015年にBMWからフォルクスワーゲンに移籍すると、このスキャンダルの最中にあって、販売台数や市場でのポジションを失うことなく、見事な手腕を発揮したことで、ディースは2018年のAUTOCARアワードに輝いており、このインタビューは1年越しに実現したものだった。

唐突にも思えたフォルクスワーゲングループ会長就任のため、ディースは昨年のアワードに出席できなかっただけでなく、常に非常にタイトなスケジュールに追われているのだ。

 
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