【売れたF1、流札したF1】フェラーリ強し、BH東京テラダ・ジャニュアリー・オークション解説(前編)

2020.01.21

100字サマリー

BHの「東京テラダ・オークション」が開催。F1マシン、スーパーカー、国産旧車が26台も用意されました。前編ではF1とフェラーリを中心に解説します。

もくじ

F1マシン 入札結果は?
ツインシャシー 流札
フェラーリ 残りの5車両は?
結果は人気に比例

F1マシン 入札結果は?

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

東京オートサロン2020での「スーパーGTオークション」を盛況のうちに終えたBH。その2日後には、コレクターズカーを中心とした「東京テラダ・オークション」を、東京都・天王洲アイルにあるテラダTアートホールで開催した。

主役となったのは2台のF1マシン。1台はスクーデリア・フェラーリが1987年シーズン用に製作したF187で、復活した日本グランプリで優勝を果たしたことから日本のファンにもおなじみのタイプだ。

ロットNo. 10 1987年フェラーリF187:1億8920万円
ロットNo. 10 1987年フェラーリF187:1億8920万円

フェラーリF187は1億円からスタートすると熱い入札が続き、ドンドン金額が上昇。最終的に1億8920万円(本記事では手数料を含む金額で表記)で決着がついた。

フェラーリのF1マシンはオークションにはあまり出てこないため、世界的に見れば安く落札されたといえる。

ツインシャシー 流札

もう1台のF1マシンは、名門ロータスが1981年シーズンに向けて理想的な空力特性を実現するために製作した革新的なツイン・シャシーを備えるロータス88B。

しかし当時の常識を覆す突飛な構造だけにFIAの公認が得られず、実戦には参加できなかった。

ロットNo.17 1981年ロータス88B:流札(予想落札額:8000-1億2000万円)
ロットNo.17 1981年ロータス88B:流札(予想落札額:8000-1億2000万円)

モータースポーツ・ファンにとってもロータス88Bはかなりカルトなマシンとあって、このタイプを欲しがる人は世界的に見ても僅かなこともあり、今回の東京テラダ・オークションでは流れてしまった。

 
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