【2.1億円で落札】フェラーリ212インテル・カブリオレ、庶民派オークションで1番値

2020.02.10

サマリー

1950年代のフェラーリが、2.1億円で落札。また、特別なF512Mに3000万円オーバーの値がつきました。ボナムス・スコッツデイル・オークションの解説、前編です。

もくじ

値ごろ車多めの競売で、億超え
ビニャーレのコーチワーク
F512M 3000万円超え

値ごろ車多めの競売で、億超え

text:Kazuhide Ueno(上野和秀)
photo: BONHAMS

コレクターズカー・オークション界のリーダーであるボナムスが、1月に行われる全米規模の巨大なカーショーにリンクして、2020年初となるオークションを開催した。

カーショーはアメリカの一般的なクルマ好きに向けたものだけに、高額車両は少数に留め、手頃な額のクルマたちを用意してRMサザビーズと真逆の内容で行った。

212インテル・カブリオレ
212インテル・カブリオレ

110台が用意された中で、予想落札額が3万ドル(330万円)以下の車両は23.6%。5万ドル(550万円)まで広げると43.6%を占め、今回は一般的なクルマ好きを対象としたオークションであったことが分かる。

ちなみに100万ドル(1億1000万円)以上の予想落札額が掲げられたのはわずか5台だけだった。

庶民派といえる内容で始まったボナムス・スコッツデイル・オークションだが、最高落札額を記録したのは5台のみ用意された100万ドル超え車の1台。1951年「フェラーリ212インテル・カブリオレ」だった。

ビニャーレのコーチワーク

ビニャーレが手がけたボディをまとう「212インテル・カブリオレ」は、2014年のペブルビーチ・コンクールデレガンスにおいて、クラス2位を獲得した個体そのものである。

その時に1位となったのが、映画監督のロベルト・ロッゼリーニがオーダーした375MM(バーグマン・クーペ)で、同コンクールのベスト・オブ・ショーにも輝いていることを考えれば、価値ある2位であったことがよく分かるだろう。

212インテル・カブリオレ
212インテル・カブリオレ

「212インテル・カブリオレ」のボナムス・スコッツデイル・オークションにおける落札額は、2億1230万円。今回のオークションで1億円を越えた唯一のクルマとなった。

 
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