あえて矜持(金G)と読みましょう G 63グランドエディション ゴールドを散りばめて235台限定

公開 : 2024.02.29 07:05

メルセデスAMGはG 63に全国235台限定で「グランドエディション」を発表しました。マットカラーであるマグノナイトブラックペイント外装をベースに随所にゴールドのアクセントを施した特別仕様車となっています。

特別仕様車「メルセデスAMG G 63グランドエディション」

メルセデス・ベンツは「Gクラス」に特別仕様車「メルセデスAMG G 63グランドエディション」を全国限定235台で発表した。

予約注文の受付は全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて既に開始しており、顧客への納車は2024年3月以降より順次予定している。

メルセデスAMG G 63グランドエディション
メルセデスAMG G 63グランドエディション

メルセデス・ベンツGクラスは、1979年にクロスカントリービークルとして誕生して以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適なパワートレイン、装備を加えながら進化を続けてきたが、2018年6月、Gクラスの長い歴史の中で最も大幅に改良された。

Gクラスの伝統をメルセデスの最新技術でアップデートすることで、オンロードおよびオフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮する究極のオフローダーとして進化したとしている。

メルセデスAMG G 63グランドエディションの特長

エクステリア

マットペイント外装色「マグノナイトブラック」をベースに、フロント、リアスカートの一部/スペアタイヤリング/前後のスリーポインテッドスター/ボンネットバッジ/サイドバッジ/リアバッジにマグノカラハリゴールドのアクセントを施した。

加えてヘッドライト/テールライト/ウインカーをブラックスモーク仕様にするなど特別感あふれる外観に仕上げ、専用のテックゴールドペイントの22インチAMGアルミホイールを特別装備している。

インテリア

ダイナミカを使用し「G 63」のロゴをあしらったAMGパフォーマンスステアリングを採用し特別感を高めた。

さらに、暑い時期のシートと接する部分の蒸れを防ぐシートベンチレーター[運転席/助手席]リラクゼーション機能[運転席/助手席]を備えた滑らかな肌触りでダイヤモンドステッチ入りのナッパレザーシートや、ナッパレザーダッシュボードを標準装備した。

また、ゴールドステッチ入りのナッパレザーシート/コッパー(銅色)アクセント入りのカーボンファイバーインテリアトリムを採用し、エクステリアの世界観をインテリアにも取り込んだとアナウンスしている。

ベースとなる「メルセデスAMG G 63」

本特別仕様車のベースモデルである「メルセデスAMG G 63」は、オフローダーとしてのGクラスに、AMGのモータースポーツで培ったテクノロジーを搭載したトップパフォーマンスモデルであると彼らは表現する。

メルセデスAMG社が完全自社開発した、最高出力585ps/最大トルク86.68kg-mを発揮するAMG 4L V8直噴ツインターボエンジン「M177」が搭載され、砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンを実現したと語る。

メルセデスAMG G 63グランドエディション
メルセデスAMG G 63グランドエディション

また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするナノスライド摩擦低減加工を施すことで、フリクションロスを低減したという。

2基のターボチャージャーはV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトとし、エンジンを可能な限りコンパクトにするとともに、ターボチャージャーへの吸排気経路を最適化することで、優れたレスポンスを実現する。

また、メルセデスAMG G 63専用装備として、圧倒的なパフォーマンスに対応するAMG強化ブレーキや、コーナリング時やブレーキング時にはショックアブソーバーの減衰力を瞬時に切り替えることで、高い安定性と思いのままの俊敏なハンドリングを実現するAMGモデル専用サスペンションを採用した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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