レクサスNXオーバートレイル 車高を15mm上げて、18インチ装着の「アウトドア寄せ」モデル発表

公開 : 2024.03.04 07:05

レクサスは「NX」を一部改良し、新色の追加と併せて「アウトドアライフスタイル寄せ」の「オーバートレイル」を設定しました。新規開発の内外装カラーで顧客の選択肢と共に選ぶ楽しさが更に増加します。

レクサスNXを一部改良

レクサスは「NX」を一部改良するとともに、ラインナップに「オーバートレイル」を追加設定し、全国のレクサスを通じて発売した。メーカー希望小売価格(税込)は485万円~772万5000円となる。

2014年に、SUVらしい力強さを兼ね備えたコンパクトクロスオーバーとして誕生したNXは、都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能が好評を博し、レクサスのグローバルコアモデルとして、90以上の国と地域で、累計142万台を販売しているという。

レクサスNXを一部改良
レクサスNXを一部改良

同社で初めて導入したPHEVモデルとHEVモデルを合わせたグローバルでのNXの電動車比率は56%を超え、多様な地域の顧客のニーズや市場環境に寄り添った電動車の普及を通じて、CO2排出量の削減に貢献しているとも付け加えた。

今回の改良

ボディ剛性をさらに強化、足回りのチューニングを施し、操縦安定性と乗り心地を向上させたという。エンジンノイズ低減や、ドライバビリティの向上により、気持ちの良いドライビングフィールと静粛性の向上を実現した。

新たに追加設定するオーバートレイル

カーボンニュートラル社会や「人と自然とモビリティの共生」の実現を目指し、顧客の幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添う「オーバートレイル・プロジェクト」の一環として開発されたモデルであり、オフロード走行時の安定性/快適性を両立し、アウトドアライフスタイルをイメージしたエクステリアと、上質なインテリア空間で心豊かな時間を演出すると発表した。

アウトドアライフを楽しむ「オーバートレイル」を設定

オールウェイズ・オンに基づくさらなる走りの深化

1.ハンドル操作のダイレクト感を向上させ「意のままの走り」を実現するため、リアボディの変形を抑えるブレース等を追加し、ボディ剛性を向上。併せて、走り込みを通じてサスペンションのチューニングを熟成し、乗り心地も高い次元で両立した。

2.ドライバーがクルマとの一体感を感じる、気持ちの良い走りを追求し、スムースな発進やアクセル操作に対するリニアな車速コントロールを実現するため、走行制御の改良(NX450h+/NX350h/NX350)や、走り始めの前後トルク配分の見直し(NX350)を実施した。

レクサスNXを一部改良
レクサスNXを一部改良

3.ボディ系・エンジン懸架系のNV諸元を見直し、室内の静粛性を高めた。

自然と共生しながら心豊かなアウトドアライフを楽しむ「オーバートレイル」

オフロード走行時の走破性と安定性/快適性を両立。デザインは、アウトドアライフスタイルのイメージを表現したエクステリアと、上質なインテリアやカラーコーディネートで、心豊かな時間を演出するという。

走行性能

トレイル・モードの改良により、凸凹路等で発生しやすいタイヤの空転を自動制御し、接地輪に駆動力を最適に配分することで、走破性を向上し、この改良はNXのAWD全車に適用した。

「オーバートレイル」用に専用チューニングを施したAVSを搭載、トレイル・モードと連動し、凸凹路走行時の乗員の頭の揺れを抑制してオフロード走行時の安定性/快適性を実現した。

デザイン

エクステリアデザインは、グリル/ウインドウフレーム/ドアハンドル/アウターミラー/ルーフレールをブラック系統のアイテムでコーディネートし、引き締まった印象を表現。またオフロードに適した18インチオールテレインタイヤと、標準仕様より15mm高い地上高により、悪路走破性を高めたという。外板色は、新色のムーンデザートの他、合計7色を設定した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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