ロータス・エヴォーラ、フェイスリフト

公開 : 2015.02.07 22:50  更新 : 2017.06.01 02:11

ロータスエヴォーラのフェイスリフトがジュネーブ・モーターショーで公開される予定だ。また、そのフェイスリフトに際し、ロータスはよりハイ・パフォーマンスなモデルを追加する予定でいる。

このスパイショットでは、スタイルの変化は、前後バンパーのリデザインなど比較的マイナーに抑えられていることが解る。またフロント・グリルも現行モデルよりも、より張り出したものとなっている。

一方、インテリアも現行のダイヤル・コクピットが保持されるが、そのマテリアルやトリは改善される模様。

ロータスのCEOであるジャン・マルク・ゲールズは、この2015年モデルのエヴォーラが、スタイルの変化はもとより、そのボディ・ウエイトが15%ほどダイエットされていると、昨年AUTOCARに話していた。

現在のカタログ・モデルのエヴォーラは、ノーマル・アスピレーションおよびスーパーチャージャーの3.5ℓV6を搭載し、スタンダード・モデルは280ps、35.7kg-mのパワー、トルクを持つ。エヴォーラSではそのパワーは350psにまで上がる。

昨年11月にAUTOCARにゲールズが明かしたのは、この2015年モデルのエヴォーラは、ポルシェに十二分に対抗できるパフォーマンスが与えられるということだ。それは、軽量なカップ・カーのことではなく、全く別のモデルで、徹底した軽量化とパワー・アップしたエンジンが搭載されるものだ。また、ゲールズは、2016年モデルのエキシージにも、サーキット専用マシンである2-イレブンの設計思想を受け継ぐ超軽量でハイパワーなサプライズ・モデルが続くとも語っていた。

新しいエヴォーラは、昨年度の最初の9ヶ月の売上が54%もアップした世界的な販売を更に押し上げるものと予想される。ちなみに、英国単独での販売は、世界的な販売を上回る88%もアップしている。

現在、ロータスのディーラー・ネットワークは世界に163ある。これは、9ヶ月前よりも25も多い数値だ。更に、今年の末までに50のディーラーが加わる予定だ。

ゲールズは、「われわれの売上の成長と、ディーラーの拡大という2つの目標は順調に実行されている。そして、ユーザーに対する信頼も獲得している。新しくデビューするニュー・モデルがマーケットに受け入れられているということは、ロータスの製品開発戦略が正しい方向であるということを示していると考えている。」と語った。

関連テーマ

おすすめ記事

 

ロータスの人気画像