実際に発売も デザイナー志望の学生が「スーパーカー」に挑戦 プロの目に留まった4作品とは?

公開 : 2025.03.11 18:25

ゼファン・シャンさん

22歳のゼファン・シャンさんはSF小説を読むのが大好きで、特にBMWの元デザイン責任者であるクリス・バングル氏のデザインに思いを寄せている。彼はコベントリー大学で学位を取得し、優秀な成績で卒業した。

大学院での研究を終えたら、大手自動車メーカーで「先進的」な交通ソリューションを開発するエクステリアおよびコンセプトデザイナーになりたいと考えている。

ゼファン・シャンさんと作品
ゼファン・シャンさんと作品

彼のデザインは、フロントホイールアーチ周囲の平面の使い方で審査員を魅了した。審査員の何人かは、ゼファンさんの図面は最高傑作だが、それよりも模型の方がキャブフォワード(キャビンが前寄りなスタイル)に見えると指摘した。

ボー・シルケンズさん

ボー・シルケンズさん(23歳)は、オランダのデルフト工科大学から来た交換留学生である。同郷の著名人であるエイドリアン・ファン・ホーイドンク氏(BMWグループのデザイン責任者)とローレンス・ヴァン・デン・アッカー氏(ルノー・グループのデザイン責任者)も、同じくデルフト工科大学で学んだ。

彼はクレイモデルなどのスキル向上のためにコベントリー大学に来たが、「素晴らしい」経験になっていると語る。

ボー・シルケンズさんと作品
ボー・シルケンズさんと作品

審査員は彼のデザインについて、適切な「ボリューム感」とサイドポッドがクルマの特徴をうまく表現している点を評価した。しかし、クルマの目的やメカニズムに関するストーリーをさらに発展させる余地があるとした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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