【自動車ジャーナリスト修行中!】黒木美珠がスバル・フォレスターを乗り継ぐ理由

公開 : 2025.04.17 11:25

フォレスターから、次の一台へ

先ほど綴ったように、このクルマは私にとって、日常を共にしてきた大切な相棒です。2年3ヵ月、走行距離は6万キロを超えました。日々を地道に支えてくれる、そんな誠実な存在です。

だからこそ、新型の登場にすぐ飛びつくという気持ちにはなれず、乗り換えには少なからず迷いがありました。今のクルマに不満があったわけではありませんし、むしろよくできた一台だと思っています。

これからの日々、隣にいてほしいと感じさせてくれた新型フォレスター。
これからの日々、隣にいてほしいと感じさせてくれた新型フォレスター。    黒木美珠

ただ、長距離を走る生活の中で唯一気になっていた『燃費』という課題に対し、今回は明確な解決策が用意されていました。それが、ストロングハイブリッド(S:HEV)の搭載です。

このS:HEV、実はひと足先にクロストレックで体験していました。

東京・恵比寿のスバル本社を出発し、無給油でどこまで行けるかという『ワンタンク旅』に挑戦。アップダウンが続く山陽道は決して燃費に優しい条件ではありませんでしたが、それでも平均燃費は19km/L台から最高値は23km/Lに達し、福岡県まで1100キロ弱を途中の給油なしで走り切ることができました。

そのとき感じたのは、燃費性能だけでなく、モーターの加速感やエンジンとの自然なつながり、そして『これならロングドライブも任せられる』という静かな信頼でした。

この体験があったからこそ、S:HEVが搭載された新型フォレスターに対する期待も、自分の中で自然と高まっていたのだと思います。あの時感じた手応えが、このクルマにも搭載されるなら……。そんな思いが、今回の決断を後押ししてくれました。

『新しさ』の中に『これまでの信頼感』がしっかりと息づいている。それを確信できたから、私は次の一台として、新型フォレスターを選びました。

人生のなかでクルマが担う役割は、人それぞれだと思います。でも私にとっては、信じて走れるかどうかがすべてです。新しい旅を始めるその瞬間、隣にいてほしいのは、やっぱりこのクルマでした。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    黒木美珠

    Miju Kuroki

    1996年生まれ、静岡県出身。自動車系YouTuberとしての活動を経て、自動車ジャーナリスト(の卵)へと転身。自身の車中泊による日本一周の経験をきっかけに、クルマを通じたライフスタイルの可能性に魅了されるようになる。現在は、輸入車デビューを目指す連載をはじめ、車中泊視点での車両レビューや、YouTubeチャンネル『AUTO SOUL JAPAN』の運営など、多角的に活動中。クルマを単なる移動手段や機械としてではなく、その背景にある開発者の想いや、クルマを取り巻く文化、そして『移動すること』そのものの価値を伝えることをモットーとしている。

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