夢見るF40 フェラーリ・テスタロッサが307万円?(2) 目指すは完璧メカのラットスタイル

公開 : 2025.05.22 19:06

毎日乗るクルマとして夢見るF40

敷地へ面した道には、このテスタロッサスパイダーF355 スパイダー、355 F1スパイダーが止まっている。古い308もガレージに隠れている。実は彼は、フェラーリを8台持ちしている。普段使い用の360チャレンジ・ストラダーレと、456 GTAもある。

50万ポンド(約9600万円)の保険に、毎年3000ポンド(約57万円)を支払っているらしい。「僕は、買うべきではないフェラーリを選んできました。直して状態を良くして売ると、利益が出ます。そのお金をもとに、コレクションを増やしてきました」

フェラーリ・テスタロッサ(1984〜1992年/スパイダー仕様)
フェラーリ・テスタロッサ(1984〜1992年/スパイダー仕様)

テスタロッサ・スパイダーも、ステアリングとサスペンション、エンジン、インテリアなど作業は山積み。きっちり仕上げるつもりだと話す。

自身のフェラーリ・コレクションを手放しても良い、1台があるという。「F40です。毎日乗るクルマとして。別れた妻に住宅ローンを伸ばして、1台買わないかと相談したこともあります」。どうりで、奥さんの姿が見えないわけだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    役職:特派員
    フリーランスのジャーナリストで、AUTOCAR英国編集部の元スタッフ。姉妹誌『What Car?』誌の副編集長や『Practical Caravan誌』の編集長なども歴任した。元自動車ディーラーの営業マンという経験を活かし、新車・中古車市場や消費者問題について幅広く取り扱っている。近年は、これらのニュースや特集記事に加え、アイスクリーム・ワゴンのDIY方法から放置車両の探索まで、さまざまな記事を寄稿している。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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