最大98%の減速を電気に 新型 BMW iX3 プロトタイプ(2) 躍進を実感させる運転体験

公開 : 2025.07.02 19:10

BMWのクルマとして哲学的にも飛躍

電気自動車としての技術だけでなく、BMWのクルマとしての哲学的な飛躍も意味する、新しいiX3。パフォーマンスにハンドリング、パッケージング、インターフェイスに至るまで、同社のバッテリーEVの理想像が体現されたように感じる。

量産仕様のお披露目は、2025年9月のドイツ・ミュンヘン・モーターショー。今回はプロトタイプを味見しただけだが、軽快な操縦性や優れたエネルギー効率、一新されたダッシュボード回りなど、成功を予見するのに充分な体験だったといえる。

BMW iX3(次期型プロトタイプ)
BMW iX3(次期型プロトタイプ)

◯:電動パワートレインの飛躍的な進歩 第一印象の限り、素晴らしい運転体験
△:ほぼハードスイッチが存在しなインテリア まだ多くが未知数

BMW iX3(次期型プロトタイプ)のスペック

英国価格:約6万ポンド(約1170万円/予想)
全長:−mm
全幅:−mm
全高:−mm
最高速度:199km/h(予想)
0-100km/h加速:5.0秒以下
航続距離:799km
電費:−km/kWh
CO2排出量:−g/km
車両重量:2300kg(予想)
パワートレイン:非同期モーター(前)+他励同期モーター(後)
駆動用バッテリー:−kWh
急速充電能力:400kW(DC)
最高出力:407ps(システム総合)
最大トルク:61.1kg-m(システム総合)
ギアボックス:1速リダクション(四輪駆動)

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

新型 BMW iX3 プロトタイプの前後関係

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