【ショート・シャシーから60年】アストンマーティン・ヴァンキッシュとDB12のヴォランテに60周年記念限定車登場
公開 : 2025.09.16 11:25
アストン マーティン ジャパンはオープントップを表す車名『ヴォランテ』の60 周年を祝う、DB12およびヴァンキッシュのQ by アストン マーティンによる特別記念エディションを発表しました。各モデル限定60台です。
ヴォランテの名称が最初に採用されたのは1965年
9月10日、アストン マーティン ジャパンはオープントップを表す車名『ヴォランテ』の60 周年を祝う、DB12ヴォランテおよびヴァンキッシュ・ヴォランテのQ by アストン マーティンによる特別記念エディションを発表した。各モデル限定60台となる。
『ヴォランテ(Volante)』の名称が最初に採用されたのは1965年で、現在は『ショート・シャシー・ヴォランテ』の愛称で知られるモデルだ。1年間でわずか37台だけが製造され、以来、ヴォランテの名はオープンモデルに採用されてきた。

限定車はどちらのモデルも、アストン マーティンのビスポーク部門であるQ by アストン マーティンによる特別仕様が施されている。『Qペントランド・グリーン』のボディカラーに、『Qウェストミンスター・グリーン』のフードを組み合わせ、シルエットはアノダイズド・ブロンズのアクセントで強調される。同じくアストンマーティンのアイコニックなヴェーンドグリルもアノダイズド・ブロンズとなる。
特別仕様の21インチ『Qホイール』はサテンブロンズとエッジのダイヤモンド施削仕上げで、ブラックのブレーキキャリパーと共に、『両エディションが受け継ぐ競技車両の系譜をさらに確固たるものにする決意表明』となっているという。
ブロンズのテーマは、サイドストレーキでも展開される。押出成形アルミ合金を精密切削加工し、アノダイズド処理を施した。そのすぐ下には『Q by Aston Martin』のエナメルバッジも装着される。
「希少性、パフォーマンス、クラフトマンシップによって造形」
室内はセンテナリーサドルタン、アイボリー、ウーブンレザーという3色の特別配色。ダークウォルナット・オープンポアのべニア、ブロンズのアクセント、専用の『60th Anniversary』の刺繍、刻印と象嵌を施したシートバックも特徴的だ。
アストンマーティンの最高商務責任者のジョリオン・ナッシュ氏は次のように述べている。

「ヴォランテはアストン マーティンの中で最も感情に響き、60年にわたる究極のオープントップドライビングを象徴する名称です。ヴォランテ60周年エディションにより、その伝統を祝う真に特別な限定車を創り、ヴァンキッシュ・ヴォランテの実力とDB12ヴォランテの洗練された多才さを、高い見識をお持ちのお客様に直接感じていただけるような形でお届けします。これらのクルマは、Q by Aston Martinの定義である希少性、パフォーマンス、クラフトマンシップによって造形されています」
なお、各モデルとも限定60台となるヴォランテ60周年エディションは、2025年第4半期以降に納車開始予定となる。










