【スバルWRX STIスポーツ#プロトタイプ】MT待ちのスバリストへ朗報!Sシリーズ最新作登場 #TAS2026

公開 : 2026.01.09 11:00

スバルは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026(以下TAS)』に、『スバルWRX STIスポーツ#プロトタイプ』を出展。スバリスト待望の1台となりそうです。

現行型WRXにMTを組み合わせたコンプリートカー

スバルは、1月9~11日に幕張メッセで開催されている『東京オートサロン2026(以下TAS)』に、サプライズモデルとして『スバルWRX STIスポーツ#プロトタイプ』(以下、スポーツ#)を出展した。

スポーツ#は、スバルのスペシャルモデルを創り出しているSTI(スバルテクニカインターナショナル)によるコンプリートカー。STIコンプリートカーは、スバルが生産したベース車両をSTI専用工場で後架装した特別仕様車だ。

スバルWRX STIスポーツ#プロトタイプ
スバルWRX STIスポーツ#プロトタイプ    スバル

STIとしては、1998年に発表した『インプレッサ22B STIバージョン』を皮切りに、2000年のS201からは『Sシリーズ』としてさまざまなスペシャルモデルを送り出してきた。2025年のTASでもSシリーズ初のCVTコンプリートカー『S210』(TASではプロトタイプ)を発表して大いに注目を集め、市販時には抽選倍率は10倍を超えた。

だがスバリストからは「WRXのMT車を国内でも販売して欲しい!」という声も上がり、折りからスバルの商品を強化する戦略も相まって、スポーツ#(プロトタイプ)の開発に着手したというわけだ。国内仕様のWRXをベースに海外仕様のMTを組み合わせ、STIがニュルブルクリンク24時間レースで培った技術を基にしたパーツを後架装し、軽快でスポーティな走りを実現するコンプリートカーが誕生した。

『大人のスポーツ』らしい外観と空力性能も両立

主な後架装のポイントを紹介していこう。まずフロントのフレキシブルドロータワーバーは右ハンドル車専用に開発され、床下の前後にはフレキシブルドロースティフナーも装着。車体剛性の遊びを改善し、プリロードをかけることでハンドルの切り始めの良さを向上させ、MT車ならではの軽快なコーナリング性能やハンドリングの良さを向上させている。

タイヤはベース車の245/40R18から245/35R19にサイズアップし、マットグレーのホイールに装着。これにノーマル、コンフォート、スポーツの3モードを備えた電子制御サスペンションを組み合わせる。ブレーキは前が対向6ポッド、後ろが対向2ポッドでドリルドローターも採用している。キャリパーはブレンボ製のようだ。

スバルWRX STIスポーツ#プロトタイプ
スバルWRX STIスポーツ#プロトタイプ    スバル

エクステリアは、トランクリッド後端のスポイラーこそ控えめだが、『大人のスポーツ』らしい外観と空力性能を両立。

インテリアは、ブラック基調でレカロ製のシートも装着し、MTのシフトレバーとともに走りの楽しさを予感させるものとなっている。

MTならではの軽さで気持ち良く曲がるクルマに仕上がっているという、WRX STIスポーツ#。パワートレインの詳細などは未発表で、現段階ではプロトタイプとなっているが、今年のそれほど遅くない時期に台数限定で販売されることは間違いないだろう。

WRXのMT車を待ち望んでいるスバリストには、格好の1台になるはずだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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