歴代最強325psで50周年祝う フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI エディション50(1) ニュルで911のGT系へ肉薄?
公開 : 2026.02.24 18:05
ゴルフ GTIの50周年を記念した特別仕様 ニュルのツイスティな区間でGT系の911へ匹敵 ベースはクラブスポーツ EA888型は325psへ 25kg軽くなるパフォーマンス・パック UK編集部が試乗
ツイスティな区間でポルシェのGTシリーズへ匹敵
フォルクスワーゲンのシャシー開発を率いる、技術者のセバスチャン・ウィルマンが落ち着いた面持ちで話す。「間違いなくサーキット志向のクルマです。ニュルブルクリンクでは遥かに速く、ツイスティな区間ではポルシェのGTシリーズへ匹敵するほど」
相当な自信がなければ、こんな表現はしないはず。ホットハッチのアイコン、ゴルフ GTIの誕生50周年を記念して設定された、歴代で最も強力な「エディション50」に対する、力強い宣言といえる。喜ばしいことに2026年末まで生産され、台数へ制限はない。

歴代のゴルフ GTIで、最高峰の走りだと評価されるのは、先代の7代目に設定されたGTI クラブスポーツ。果たして、その凌駕は可能だろうか。
ベースはGTI クラブスポーツ EA888型は325ps
エディション50は、8代目ゴルフ GTI クラブスポーツがベース。名機、EA888型2.0L 4気筒ターボエンジンは「エボ4」へ進化しており、欧州の排気ガス規制、ユーロ7にも準拠する。最高出力は325psへ引き上げられ、0-100km/h加速は5.3秒で処理する。
トランスミッションは、通常のGTIと同じ7速デュアルクラッチ・オートマティック。エディション50の場合は、DDCプロと呼ばれる可変式ダンパーが標準で組まれる。見た目は、19インチの専用アルミホイールとステッカーで差別化される。

記念日を一層祝うべく、ウィルマンが設定したのが「パフォーマンス・パッケージ」。フロントのネガティブキャンバーは5割増しになり、ストラットマウントやブッシュ類が強化され、ステアリングの感触を磨きつつ、鋭い操縦性が引き出されている。
マルチリンク式のリアサスペンションも剛性が高められ、スプリングはレートの硬い専用品に。GTI クラブスポーツから、車高は5mm落ちる。ドライブモードには、「スペシャル・ニュルブルクリンク」が追加される。
25kg軽くなるパフォーマンス・パック
タイヤは、専用開発のブリヂストン・ポテンザ・レース。アクラポビッチ社製マフラーにはチタンが用いられ、軽量化も図られる。パワーステアリングや可変式ダンパー、スタビリティ・コントロールの設定も、パフォーマンス仕様になるとのこと。
この内容で、オプション価格は英国で3675ポンド(約77万円)。4万7995ポンド(約1008万円)のゴルフ GTIを買おうと考える人なら、選ばない選択はないだろう。

専用のコイルオーバー・ダンパーが組まれる訳ではないし、リアシートが省かれるわけでもない。ブレーキも、クラブスポーツ仕様のままではある。それでも、パフォーマンス・パッケージ装備時の車重は、通常のエディション50から25kgも軽くなる。




























































































































