英国で中古EVの販売が急増 燃料高騰と電気料金低下で関心高まる
公開 : 2026.04.08 07:25
過去最高を記録したディーラーも
大手ディーラーグループも同様だ。中古車販売大手モーターポイント社は、3月のEV販売台数が過去最高を記録したと発表した。
同社CEOのマーク・カーペンター氏は、中古EVの価格がガソリン車やディーゼル車と同等になり、多くのモデルがより安価になったことで、購入者の関心が高まっていると述べた。

家計が逼迫する中、次のクルマを購入する際、定価だけでなく「保険料から自動車税に至るまで、あらゆる要素が意思決定の材料となる」と予測している。
しかし、英国では過去にもEVへの関心が一時的に高まったことがあったが、必ずしも持続的な販売増加につながったわけではない。英国自動車製造販売者協会(SMMT)の統計によると、2025年の新車販売に占めるバッテリーEVの割合は23%強にとどまった。この割合は上昇すると予想されるものの、政府の目標(今年は33%)を下回っている。
持続的な販売増加を期待する声も
それでも、EVへの関心が高まっている兆候は見られる。英国を代表するEV充電サービス業者の1つであるポッド社によると、家庭用充電器に関する問い合わせが3月に59%増加したという。
CEOのメラニー・レーン氏は、この関心の高まりは充電コストや電力料金体系の変化も反映していると述べた。
「燃料価格の変動と、家庭での充電コストを削減する柔軟な電力料金プランの利用拡大が重なっている状況を見ると、電動化によって家庭のエネルギーコストをより適切に管理し、予測できるようになることが改めて分かります」
レーン氏は、これは短期的な急増にとどまらない可能性があると付け加えた。
「現在見られるのは、消費者の行動がその現実に追いつきつつあることです。業界と政府が引き続き信頼を築き、インフラに投資し、EVへの切り替えを支援していけば、この変化は一時的なものではなく、持続的なものになる可能性があります」


























