閉店を決意した『町の模型屋さん』にて【長尾循の古今東西モデルカーよもやま話:第18回】
公開 : 2026.04.22 12:05
『昔気質の町の模型屋』としての矜持
私がお邪魔したのはイベント前日、4月11日でしたが、その時点ではミニチャンプスやエブロ、トミカなど近年のミニカーから、1960年代のスロットレーシングカーやスーパーカーブームの頃のプラモデル、さらにスピードホイール以前のマッチボックスまで残っていました。
ただし、これらビンテージモノに関しては、当時の定価ではなく、相応のプレミアム価格が付けられています。そして買い物は現金払い。商品の取置きや通販もやっていません。それは「直接お店に足を運んでいただいたお客様に、一期一会の模型との出会いを味わってほしい」という『昔気質の町の模型屋』としての矜持からでしょう。

そんなクリヤマさんのお話を伺いながら、ついつい私もいくつかの絶版モノを購入してしまいました。それはまさに夢で見た、『どこかの街で模型屋さんを見つけて入ってみると、店内には懐かしいプラモデルやミニカーで溢れていて……』というシチュエーションそのもの。そして、これは夢ではなく現実なのです。
実は今年の秋にも実車のイベント取材で新潟エリアにお邪魔する予定があるので、その際には再びクリヤマモケイさんにも立ち寄ろうと思っています。










