新型『日産サクラ』で『BYDラッコ』を乗りに行く(前編) 中国から来た新鋭か、迎え撃つ日本の誇りか 軽自動車EVが面白い!
公開 : 2026.08.31 11:45
ライバル車を徹底的に検証したうえで専用設計
まずは7月28日に日本で発表されて以来、様々な方向で大きな話題を呼んでいるBYDラッコをドライブする。
いわゆるスーパーハイト系のボディスタイルを持つラッコは、日本の軽自動車規格、そしてライバル車を徹底的に検証したうえで専用設計されたモデルであるから、機能性の高さはエクステリアデザインからも容易に想像することができる。

リアドアは両サイドともに大きな開口面積を持つスライド式となり、しかも今回の試乗車である最上級グレードの『300プレミアム』では、それに足元投影ガイド付きのハンズフリー機構も備えられる。
キャビンのスペースはライバル車と大きく変わるところはないが、リチウムイオンバッテリーをフロア下に搭載していることを考えれば、その居住空間の余裕は十分すぎると感じられた。
300プレミアムでは表皮に合成皮革を用いるシートデザインや座り心地の素晴らしさ、そして日常の使いやすさを考えて採用された収納スペースの数々も、軽自動車ユーザーには嬉しいところだろう。
リアシートは50:50の分割可倒式となり、さらにチップアップとダイブダウンの組み合わせによって多彩なアレンジを可能とする。ラゲッジルームはリアシート使用時でも280Lの容量を持つが、それは最大で1372Lにまで拡大することができる。
キャビンは常に開放的な雰囲気に包まれる
ドライバーズシートに着席してみると、まず印象的なのは前方、そして左右の視界が広く開けていることだ。従ってキャビンは常に開放的な雰囲気に包まれ、それを演出する大きな理由となっている。
ステアリングホイール後方にあるのは、視認性に優れたコンパクトなデジタルメーター。表示パターンを切り替えることで、ドライブモードの確認を始め、多くのインフォメーションをここから得ることができる。ドライブモードは『エコ』、『ノーマル」、『スポーツ』、『スノー』という4タイプから選択できる。

インパネのセンター部には、さらに大型のタッチスクリーンディスプレイが備えられており、ここから多くの機能へと直感的なアクセスが可能。その下にはシフトレバーとともに、操作性に優れた物理ボタンを採用したスイッチパネルが配置されている。
チルト&テレスコピック機能付きのステアリングホイールが、ベストなドライビングポジションを得ることに大きく貢献していることも見逃せないところだ。















































































