ポルシェ911カレラ4がパリ・モーターショーでデビュー

公開 : 2012.08.28 20:53  更新 : 2017.06.01 01:02

ポルシェは、パリ・モーターショーの前に、第5世代の911カレラ4を公開した。カレラ4クーペ、カレラ4カブリオレ、カレラ4Sクーペ、カレラ4Sカブリオレの4つのバリエーションとなるが、ベースとなるカレラ4クーペで77,924ポンド(965万円)、プレミアムなカレラ4カブリオレで96,619ポンド(1,200万円)までという価格だ。

スタンダートな後輪駆動の911よりも、リア・トレッドは広くなり、22mmリアのボディ・パネルが広げられている。また、テールランプの間にリフレクター・パネルが入るのも特徴だ。

この新しいカレラ4は、現行モデルよりも65kg軽くなり、345bhpの古典的な3.4リッターの水平対向6気筒エンジンは、オプションの7速デュアル・クラッチ・ギアボックスを装着したモデルで、0-100km/h加速4.5秒、最高速度285km/hを誇る。カブリオレでは、その数値が4.7秒、282km/hとなる。

カレラ4Sは、395bhpの3.8リッター・エンジンを搭載し、0-100km/h加速がクーペで4.1秒、カブリオレで4.3秒。最高速はクーペで300km/h、カブリオレで296km/hとなる。

燃費はカレラ4クーペで11.6km/l、カレラ4Sクーペで11.0km/lと、前モデルよりも16%向上している。

この新しいカレラ4には、リアルタイムに前輪と後輪にどれだけトルクが分配されているかが分かるインジケーターが付く。

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