アストン マーティン新型『DBX GT』発表 直接のライバルはベントレー・ベンテイガ ラグジュアリーな長距離走行に特化 727psのV8搭載

公開 : 2026.10.02 17:05

アストン マーティンが『DBX』のラグジュアリー志向のモデルとして『GT』を発表しました。長距離走行における快適性を追求し、ソフトなサスペンション設定を採用。インテリアもより豪華な仕上がりとなりました。

Sモデルと同じパワートレイン

アストン マーティンは、高級SUV『DBX』の新バージョン『GT』を発表した。ベントレー・ベンテイガに対抗する立ち位置で、標準モデルよりも快適性を重視し、より豪華なドライビング体験を目指している。

「スポーティなアグレッシブさよりも確かなエレガンスを好み、より高いレベルのラグジュアリーを求める顧客を対象としている」というGTは、上品で落ち着いた印象に仕上げたモデルだ。

アストン マーティン DBX GT
アストン マーティン DBX GT    アストン マーティン

よりスポーティな『DBX S』と同じ最高出力727ps、最大トルク91.8kg-mのツインターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速も3.3秒と同等だ。その驚異的なパフォーマンスを、「静かなラグジュアリーとエレガンス」を重視した控えめなボディで包み込んでいる。

その点では、初期のDBXに似ている。その高性能モデル『DBX 707』は現在、さらに性能が向上したDBX Sに取って代わられ、今回の新しいDBX GTと並んで販売されることになる。

英国価格は20万7000ポンド(約4340万円)前後からとなる予定で、同様のコンセプトを持つベントレー・ベンテイガの直接のライバルとなる。一方、DBX Sはランボルギーニ・ウルスやフェラーリ・プロサングエと競合することになる。

控えめで品のあるスタイリング

スタイリング上の特徴としては、新しいデュアルベーン式フロントグリルだ。Sモデルのアグレッシブなハニカムグリルとは異なる意匠で、ブライトクロームまたはダークメタル仕上げから選択できる。

一方、メタル調のサイドストライプはブラックではなく明るいシルバーメタリックで仕上げられ、下部ボディはボディカラーと同色に塗装される。これに対し、Sモデルにはモータースポーツ風のブラックのスプリッターとサイドスカートが採用されている。

アストン マーティン DBX GT
アストン マーティン DBX GT    アストン マーティン

4本出しのエグゾーストパイプも、DBX Sのように2本ずつペアで縦置きとする配置ではなく、水平に並べられている。

「快適性を最大化まで追求し、ロードノイズを最小限に抑える」ためにオールシーズンタイヤを装着した特注の22インチホイール(オプションで23インチにアップグレード可能)が、GTの外観を完成させている。

インテリアでは、洗練性されたイメージに合わせて、「クラフトマンシップと快適性」にさらに重点を置いている。最も顕著な変更点はシートで、形状が再設計され、サポート性と上質さを高めるためにメモリーフォーム層が採用されている。

これはリアシートの左右席も同様で、フロントシートと同様に「独立した個別の」シートとされている。ただし、5人目の乗員用の中央席は残されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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