アウディUrクワトロxトヨタGRヤリスxアストン マーティンDBX S ラリードライバー親子と湖水地方へ(1)
公開 : 2026.02.06 18:05
速く扱いやすいことへ感動のDBX S 一般道にピッタリな操縦性のUrクワトロ ひたすら楽しいGRヤリス ラリードライバー親子とともに、湖水地方の理想的なドライブルートをUK編集部が探る
ラリードライバー親子と3台でドライブ
雨が降っていなければ、湖水地方らしさは薄れてしまう。用意した積極的な四輪駆動モデルの能力と、腕利き親子ドライバーの実力を、これなら発揮できるというものだ。
グレートブリテン島北西部、カンブリア州に拠点を置くMスポーツ社。ガラス張りのショールームの外へ、真新しいアストン マーティンDBX SとトヨタGRヤリスが停まっている。1989年式のアウディ Urクワトロ 20vと一緒に。

今回は、ラリーチャンプの過去を持ち、ラリーチームのマネージャーでもあり、FIA(国際自動車連盟)のモータースポーツ部門副会長も務める、マルコム・ウィルソン氏とお出かけだ。彼の息子でラリードライバーの、マシュー・ウィルソン氏もお誘いして。
お察しのとおり、マルコムは多忙。予定を開けてもらうのに、727psのDBX Sは有効だと考えた。DBX 707を所有しており、気に入っていると聞いていたから。彼のチームがWRCで戦わせる、GRヤリスの量産版にも、興味を示してもらえると予想した。
現役時代のヒーロー 220psのUrクワトロ
220psのUrクワトロは後付け的なチョイスだったが、マルコムがラリードライバーだった時代の、ヒーローであることは事実。バッテリーの調子が悪く、積載車で到着後、ジャンプスタートさせる羽目になったけれど。
期待へ反して、というべきか案の定、マルコムが真っ先に向かったのは、Urクワトロ。これ以外、運転する気はないと筆者へ告げる。

マシューは今も現役のWRCライバーだが、Mスポーツ・ダカール・チームの代表も努めている。どちらのステアリングホイールを握るか、筆者にも選ぶ機会を与えてくれた。
湖水地方の理想的なドライブルートを発見
今日の目的は、ラリードライバーと湖水地方を巡り、理想的なドライブルートを発見すること。AUTOCARでは余り縁のないエリアだったが、最近になって魅力へ触れる機会があり、英国編集部では強い関心を抱いていた。
こんな場合、土地勘がある人へ案内してもらうのが望ましい。観光で訪れた迷いがちなミニバンや、自らの限界を試すサイクリストには、できるだけ近づかない方がいい。

筆者は3台の最後尾。DBX Sに乗り、お2人の運転を眺めることにする。ジャンプスタート後、アイドリングでバッテリーを充電することになったが、結果としてはUrクワトロのエンジンを温められた。それを知っているマルコムは、すぐに飛ばし始める。
Mスポーツ社の敷地から公道へ伸びる私道で、Urクワトロは早速テールスライド。マシューが乗る、GRヤリスもフル加速。2人の気分も、充分に温まっているらしい。








































































































