ルノー、次世代車は「控えめな」デザイン採用 新CEO就任で方向転換 ブランド全体で統一感のある外観へ

公開 : 2026.10.28 07:45

ドイツ車とも、イタリア車とも異なる

ヴァン・デン・アッカー氏によると、ルノーが現在、EV専用プラットフォーム上でモデルを開発しているという事実こそが、そのデザインを「必然的に革新的なものにする」という。

「将来のプラットフォームはEV主導となるため、最初から異なるシルエットが生まれるでしょう。ホイールベースは長く、ホイールは大きく、オーバーハングは短く、SUVほど高くないが、セダンほど低くもないクルマになるのです」

ルノーEスペース・コンセプト
ルノーEスペース・コンセプト    AUTOCAR

「つまり、フォルムはわたし達次第です。わたし達の課題はBセグメントではなく、CセグメントとDセグメントにあります。伝統的にこのセグメントでは非常に強みがあり、自信も持っているからです」

「アレクサンドルの就任に伴い、デザイン言語はもう少し抑制の効いた控えめなものになるでしょう。制約されるのではなく、自制したデザインです。これはEスペースを見ればお分かりいただけると思います」

「価格帯が上がると、クルマはより時代を超越したタイムレスなデザインになり、それに伴い、そのことを伝えるデザイン言語が求められます。非常に重厚で堅実な印象に仕上げなければならないため、表面的な遊び心は少し減るかもしれません。しかし同時に、ルノーはラテン系のブランドです。ドイツ車のように冷たくもなく、イタリア車のように熱くもない。わたし達は独自の道を見出さなければなりません。なぜなら、フランス車を愛する人々は、遅かれ早かれフランスにたどり着くのですから。英国人でさえも」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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