インド自動車大手『マヒンドラ』、英国国内で設計したSUV3車種を2027年市場投入 BE 6はテスラ・モデルYなどと競合
公開 : 2026.11.06 17:25
さらに大型SUVも計画中
より大型の『XEV 9e』は、BMW iX3やアウディQ6と同等のサイズで、BE 6と同じプラットフォームと駆動系を共有している。価格は4万8000ポンド(約1020万円)で、BE 6の上位に位置づけられるだろう。
両車とも、ドライバー用メータークラスターとタッチスクリーンを備えたパノラマデジタルディスプレイを特徴とする、ハイテク感のあるコックピットを採用している。オプションで助手席用タッチスクリーンも追加可能だ。

マヒンドラは英国の調査対象者に対し、さらに上位に位置するSUVを提示しており、その価格は5万2000ポンド(約1100万円)とされている。これはインドではまだ販売されていないモデルとみられ、おそらく『BE 07』だろう。これはIngloプラットフームをベースにした中型SUVで、メルセデス・ベンツGLAと同等のサイズを持つ。
AUTOCARの取材に対し、マヒンドラはコメントを控えた。同社が英国での販売網をどのように拡大する計画なのかは、現時点では不明だ。
インドは「新たな中国」になり得るか?
インドは世界第4位の自動車生産国だが、現在英国に輸出されているモデルは、市場をリードするマルチ・スズキがアーメダバードで生産するスズキeビターラと、そのバッジエンジニアリング版であるトヨタのアーバン・クルーザーのみだ。
しかし昨年、インドは英国製自動車に対する輸入関税を、最高110%から30~50%に引き下げた。将来的には10%まで引き下げる予定だ。インドの厳しい保護主義政策の緩和は、英国との貿易を促進する要因として注目されており、これは特に英国の高級車メーカーにとって極めて好ましい影響をもたらすだろう。

これに対し、英国政府もインド製自動車の輸入関税を引き下げる同様の措置を講じており、マヒンドラが長年計画してきた市場参入をようやく実現する道が開かれた。今後、さらに多くのインド製自動車の参入も期待される。


























