BMW 340i

公開 : 2015.07.27 23:50  更新 : 2017.05.23 10:25

中期のフェイスリフトを受けたMY2015の3シリーズを早速テストする。BMWにとって3シリーズは、言うまでもなく重要なモデルであるが、その出来栄えはいかに?

■どんなクルマ?

E21型の初代3シリーズがデビューしたのは1975年のことだから、それからかれこれ40年が経とうとしている。英国では経済成長のシンボルでもあったこのクルマ、サクセス・ストーリーはまだまだ続いている。

2012年に現行のF30型がデビューした。際立った動力性能と後輪駆動ならではのハンドリングは、未だに色あせることなく健在だ。われわれが決めるロード・テスト・ランキングでもトップを維持してきた。

つい、最近までは。

そう、新型のメルセデス・ベンツCクラスやアウディA4、加えてニューカマーのジャガーXEが同市場に姿を現すまでは……である。結果的に3シリーズは1ステップ前進することを余儀なくされたのだ。

現状維持は必ずしも賢明な手段ではないこの世界。しかし、4シリーズを始め、3シリーズ・クーペやコンバーティブルの追加が功を奏したかというと実はそうでもなかった。

そこでBMWは3シリーズにもう一度テコ入れをすることを決心した。それはつまり、オプションのLEDヘッドライトのリシェイプや前後のバンパーの改良だけに終わらないことを意味している。

では何を具体的に行ったかのかというと、外からは見えない部分が中心である。

新しいターボ・ガソリン・エンジンにディーゼル・エンジン。それにオプションの8速オートマティック・ギアボックス、サスペンション、インテリア、装備の改変などだ。

エントリー・レベルの318i SEの価格は£24,975(480万円)から。エンジンは136psを発揮する1.5ℓ 3気筒を採用した。もう一度いう、3気筒である。

ひとつ上のグレードは2.0ℓ4気筒ターボを組み合わせる。出力によって320iと330i(こちらは328iの後継)の2モデルに区別され、前者は184ps/27.5kg-mを、後者は251ps/35.7kg-mを発揮する。

一方のディーゼルは、すべてのグレードがB47型の4気筒を使用。チューニングの度合いによってグレード分けがなされる。

エントリー・グレードは116psを発揮する316dが担い、150psを発揮する318dがそれに続く。ディーゼルのなかでもっとも人気を博すのは163psの320dエフィシエントと191ps(先代は184ps)の320dであることが確実視されている。

 
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