レクサスLX570

公開 : 2015.11.08 23:50  更新 : 2022.12.12 21:29

レクサスSUVの旗艦LXが、初登場から19年目にしてニッポン初登場。377psの5.7ℓV8を搭載し、スピンドルグリルという名のダースベイダー・マスクをつけた超高級ランドクルーザーをテストする。

■どんなクルマ?

宇宙征服の野望を抱いた銀河皇帝トヨタのダースベイダー。コーホーコーホー。その正体はアナキン・スカイウォーカー、じゃなくてご存知の通り、陸の王者ランドクルーザーである。

ランクルは世界最強の大型オフロード4WDである。そのランクルをトヨタのプレミアム・ブランド、レクサスのSUVラインアップの旗艦に仕立て直すというアイディアはレンジローバーを参考にしたものであったろう。

初代レクサスLXの登場は1996年に遡る。それからおよそ20年、3代目LXがマイナーチェンジしたのを機に日本市場にも導入されることになった。それがこのLX570である。

記事に関わった人々

  • 今尾直樹

    Naoki Imao

    1960年岐阜県生まれ。幼少時、ウチにあったダイハツ・ミゼットのキャビンの真ん中、エンジンの上に跨って乗るのが好きだった。通った小学校の校長室には織田信長の肖像画が飾ってあった。信長はカッコいいと思った。小学5年生の秋の社会見学でトヨタの工場に行って、トヨタ車がいっぱい載っている下敷きをもらってうれしかった。工場のなかはガッチャンガッチャン、騒音と金属の匂いに満ちていて、自動車絶望工場だとは思わなかったけれど、たいへんだなぁ、とは思った。

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