40％のパワー・アップに加え、E10／E10 Sではオプションだったエイボン製ZZRタイヤが標準となる。また、ホイールはOZの鍛造アロイとなり、それぞれのバネ下重量は2.5kgセーブされる。

またスプリング・レートは前が10％、後ろが20％増しており、ビルシュタイン製ダンパーもレートが高められた。10段階の可変式はオプションの扱いだ。

フロントのディスク径も大きくなっており、アルコン製4ポット・キャリパーは標準。大型化した油圧マスター・シリンダーもオプションで選べる。

トーアウト・アングルが増したおかげで、ハード・ブレーキング直後でもコーナリング時のスタビリティが高まっている。

根本から改められたというよりも、各所がアップデートされたといった方が適切だが、カスタマーの声が適切に反映されたクルマの出来栄えはどれほどのものか? カースル・クームで振りまわしてみる。