ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・コンバーチブル

公開 : 2016.06.03 23:51  更新 : 2017.05.29 19:14

■どんな感じ?

ジョン・クーパー・ワークス・コンバーチブルは、クーパーSが搭載する2.0ℓターボ・ガソリン・エンジンを組みあわせている。クーパーSのそれよりも40psパワー・アップしており、これがJCWの強みでもある。

スロットル・レスポンスはまずまず。ロー・ダウンのトルクは有り余るほど。グッとアクセルを踏みこめば、リニアリティに富んだ加速をはじめる。床まで踏みつければ、トラクションをどうやって路面に伝えようか、車輪が困っているのがわかる。ちょっとだけアクセルを踏む力を弱めてやれば問題は解決する。簡単だ。

ハッチバック同様に6速ATとMTから選べる。テスト車は後者だ。ギアノブの動きは大きいし、操作感に引っ掛かりがあるが、売れるのは6速MTのはずだ。

3つのモードのなかでもっともアグレッシブな ‘スポーツ’ モードを選べば、ギア・チェンジをするまで、出来る限り回転を引っ張ろうとさせる。ポンとアクセルを離せば、快活なバックファイヤー音が耳にできる。このモードでは予想どおり、レスポンスがもっともシャープになる。対するノーマル・モードは、反応はかなりソフトになるが、日常の使用であればこちらの方が好ましい。

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