ミニ・クーパーD / クーパーSD 3ドア
公開 : 2016.06.10 23:50
2ℓ4気筒ディーゼルを搭載するジョン クーパー ワークス・パッケージを装着したミニ・クーパーSD 3ドア。へたをするとディーゼルに乗っているということすら忘れてしまうほどに、こちらも出来の良いモデルだ。
可変ジオメトリーをもつターボチャージャーはさまざまなパラメターを用いることでアイドリングのすぐ上からもりもりと力を出していく。とりわけエンジン回転が1500rpmから3000rpmを少し超えるまでは、ぐいぐいとクルマを引っ張っていくような力強さを味わわせてくれる。このときのフィールはじつに気持ちがいい。同時に低回転型のディーゼル・エンジンの特性をよく活かしていてアクセル・ペダルを多く踏み込まなくても意外なほど力強い加速を見せるのだ。じっさい、1500rpmで最大トルクを発生する。
乗ったクルマはオプションの「ジョン クーパー ワークス・パッケージ」(29万5000円)を搭載していたせいもあるのか、足回りはしっかりしている。が、締め上げているかんじはない。ノイズとバイブレーションを抑えた4気筒エンジンの大人っぽさといい調和を見せていた。燃費は3気筒よりリッターあたりわずか0.1km短くなるだけだ。
3気筒のクーパーDとベース価格で較べた場合、価格差は64万円。そこには500ccの1気筒ぶんに加えて、オプションで選ぶと17万8000円のナビゲーションパッケージをはじめ、スポーツシート、LEDヘッドランプ、17インチ・ホイールという装備も含まれる。これを考えると、ますます3気筒と4気筒の差が縮まるように思えてしまう。
外観上はミニ・クーパーSDは(3ドアも5ドアも)ブラックアウトされたグリルに赤い「S」の文字が眼を惹く。さらに深いエアダムと、ボンネットのエアスクープとかなり勇ましい。もちろんスポーティなマインドを持つドライバーには嬉しい特徴だけれど、もうすこし控えめでもいいかなと思う大人もいるかもしれない(僕もそのひとり)。繰り返しになるけれど、このクルマの魅力は、ハンドリングも加速性能もすぐれているけれど、余裕ある走りにあるのである。
ミニ・クーパーD 3ドア
| 価格 | 3,000,000円 |
| 全長×全幅×全高 | 3835×1725×1430mm |
| ホイールベース | 2495mm |
| 乾燥重量 | 1230kg |
| エンジン | 直列3気筒1496ccディーゼル・ターボ |
| 最高出力 | 116ps/4000rpm |
| 最大トルク | 27.5kg-m/1750-2250rpm |
| ギアボックス | 6速オートマティック |
| サスペンション | マクファーソン・ストラット / マルチリンク |
| ブレーキ | ベンチレーテッド・ディスク / ディスク |
| ホイール+タイヤ | 5.5J x 15 + 175/65R15 |
| 燃費(JC08モード) | 23.9km/ℓ |
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