今なら2000ポンドから! ミニ 3ドア/5ドア(3代目)【UK中古車ガイド】 速さ重視ならJCW バランス良いクーパーS

公開 : 2026.04.20 18:05

小柄で機敏な走りを存分に楽しめる、3代目ミニ。新世代の登場で、2000ポンドほどから探せるように。速さ重視なら231psのJCW。バランスの良いクーパーSも。UK編集部が中古車で魅力を再確認します。

機敏な走りを存分に楽しめる3代目 5ドアも

2013年から2023年に提供された3代目ミニは、現行より小柄なボディで、機敏な走りを存分に楽しめた。実用性を重視する人なら、5ドアも選べた。モデルチェンジからまだ日は浅いが、最近は3000ポンド(約63万円)も出せば乗れるようになって来た。

人間工学は2代目から改善し、車内空間は拡大されつつ、レトロモダンなインテリアは期待通り。3ドアの後席は狭いものの、上質さではアウディA1へ劣らない。乗り心地は従来より滑らかで、荷室の荷物が揺さぶられる心配も少ない。

ミニ・クーパー 3ドア(3代目/2013〜2023年/英国仕様)
ミニ・クーパー 3ドア(3代目/2013〜2023年/英国仕様)

エンジンは複数あり、ワンに載った102psの1.2L 3気筒ターボがベースユニット。市街地を中心に乗るなら、大きな不満はないはず。流れの速い郊外の道で、もう少しの活発さを求めるなら、135psを生むクーパーの1.5L 3気筒ターボが好適だろう。

クーパーSでは、2.0L 4気筒へ排気量が増え、191psを獲得。当時のAUTOCARは、お手頃な価格で選べる最も完成度の高いホットハッチだと評価した。シャシーバランスにも優れ、痛快なコーナリングを楽しめる。それでいて、熟成度も増している。

速さ重視なら231psのJCW バランス良いクーパーS

速さにご不満なら、231psのエンジンに専用サスが組まれた、ジョン・クーパー・ワークス(JCW)という選択もある。乗り心地は硬く、中古車のお値段はまだお高めだが。

長距離を走る場合は、ディーゼルエンジンのワンDやクーパーDが良いだろう。現実的に18.0km/L近い燃費を得られる。170psとパワフルな、クーパーSDもある。バッテリーEV版も提供されていたが、航続距離は冬場で130km程度と、実用には少し厳しい。

ミニ・クーパー 3ドア(3代目/2013〜2023年/英国仕様)
ミニ・クーパー 3ドア(3代目/2013〜2023年/英国仕様)

内装のプレミアム感を求めるなら、クーパー以上がベター。8.8インチのタッチモニターも、2026年には欲しいアイテムといえる。快適性を重視するなら、オプションだったアダプティブダンパー付きを探したい。珍しいけれど。

2018年に小変更を受け、新しいヘッドライトやユニオンジャック柄テールライトを獲得し、スマホとの連携に対応。2021年にも、フロントグリルやデジタル技術などがアップデートされている。UK編集部のオシは、バランスの良い2016年式前後のクーパーSだ。

新車時代のAUTOCARの評価は?

ミニの復活から14年。これまでも魅力的なモデルだったが、新たな特別さも求められていた。3代目には、それがしっかり備わる。拡大した車内空間に、従来以上の速さや洗練度を得つつ、ミニらしさも失っていない。(2014年4月2日)

ミニ・クーパー 3ドア(3代目/2013〜2023年/英国仕様)
ミニ・クーパー 3ドア(3代目/2013〜2023年/英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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