新ブランド『フリーランダー』が初の量産モデル『8』発表 年内に中国市場投入予定 海外向けモデルも開発中
公開 : 2026.05.01 07:45
チェリーとジャガー・ランドローバーの提携により誕生した新ブランド『フリーランダー』が、初の量産モデルとなる『8』を発表しました。タフな外観と複数の電動パワートレインを備え、年内に中国市場へ投入予定です。
もくじ
EVやPHEVを設定
中国のチェリー(奇瑞汽車)と英国のジャガー・ランドローバー(JLR)の提携により誕生した新ブランド『フリーランダー』が、初の量産車となる『8』を発表した。
大型の電動SUVで、今年後半に中国市場に投入される予定だ。デザインとしては、先月公開された『コンセプト97』を踏襲し、斜めのCピラー形状はランドローバーへのオマージュとなっている。

コンセプトモデルとの最大の違いはフロントおよびリアライトで、観音開き式のドアも一般的なタイプに変更されている。
新型8は800Vの高電圧システムを採用しており、EV、レンジエクステンダー、プラグインハイブリッド(PHEV)の各種パワートレインが用意される見込みだ。EVの充電速度は最大350kWに達する。
ツインチャンバー式エアサスペンション、電子制御リミテッドスリップディファレンシャルに加え、ルーフに搭載されたLiDARセンサーの支援により路面状況の変化を検知し、適切なドライブモードを自動的に選択する全地形対応機能を備えている。
インテリアでは、フルワイドの大型ディスプレイが配置されており、ダッシュボード中央にはインフォテインメント用タッチスクリーンと物理ボタンが並ぶ。
海外展開にも注力
フリーランダー8は当初中国で発売される予定だが、チェリーはすでに欧州を含むグローバル市場への展開計画を明らかにしており、右ハンドル仕様も開発中である。
中国では、チェリーがフリーランダー専用のディーラー網を通じて販売を行う。

フリーランダーブランドは今後5年間、6か月ごとに新型車を投入していく予定だ。ウェン・フェイCEOは以前、グローバルに輸出される車両は各市場のニーズに合わせて特別に開発されると述べていた。
ウェン・フェイCEOは、「現在、海外向けモデルは精力的に開発が進められており、中国での発売後、世界の主要市場に登場することになるでしょう。中国車を世界に輸出するのではなく、最初から世界のために、世界向けのクルマを作っているのです」と述べた。

































