アウディA3スポーツバック2.0 TDI

公開 : 2016.06.29 05:50  更新 : 2017.05.29 18:14

と、不満が皆無ではないがA3を買うカスタマーは峠道でのスリルを求めたりしないだろう。それよりも質感の高いインテリアと盛りだくさんのテクノロジーの方が重要であり、これに対してA3はきちんと応えてくれる。

さすがにフラッグシップ・モデルに比べると、ダッシュボードの低い部分やドア、センター・コンソールに硬い素材が存在するが、そうは見えないようにする技術をアウディはやはりもっているのだ。

また、7.0インチのインフォテインメント・スクリーンとバーチャル・コックピットにも感動するだろう。R8やA4と同じく従来のメーター部にナビや音楽などの情報を集約され、クリアにあらゆる情報を捉えられる。

Apple CarPlayとAndroid Autoの接続も、今回の世代から可能になった。iPhoneにケーブルをつなぎ、シートとシートのあいだのMMIコントロールから2、3回入力すれば接続は完了。もしあなたが望むならば、今となっては ‘古風な’ ブルートゥース接続も可能である。

電波を受けとりやすくするフォン・ボックスやワイヤレス充電などの装備もある。また、MMI用のアプリケーションも用意され、ストリーミング再生やカレンダーの情報を車両と共有することも可能である。

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