ポルシェ・パナメーラ4Sディーゼル

公開 : 2016.08.25 05:50  更新 : 2017.05.29 19:03

インテリアに関しては、‘革命’ という言葉を使ってよいだろう。メーター・クラスターの中央部のみはアナログのレヴ・カウンターとなっているがそれ以外はデジタル・パネルから情報を伝えてくれる。要素はアウディの ‘バーチャル・コックピット’ であるが、ディテールはポルシェならではのものに切り替えられている。

ダッシュボード中央の12.3インチ・タッチスクリーンは、PCMインフォテイメント・システムをコントロールするためにある。ルックスはよいが、たとえばGoogle Mapで周辺情報を得たり、あるいは表示をピンチ・イン/アウトする際にわずかなラグが看取された。また、左ハンドル仕様の場合、身長が低いドライバーだと、ステアリング・ホイールがメーターを遮ることがわかっている。

従来のギアスティック周辺のボタンはほとんどタッチスクリーン上に移動し、残された部分にはタッチ感応式のブラック・パネルが敷かれている。ここでサスペンションの硬軟やシート・ヒーター、スクリーン・ヒーターの等を調整できるようになっている。

先代に比べると、よりクリーンでより未来的になっているものの、運転中に前方から視線をうつすことなくスイッチを操作できるようになるのはややむずかしいだろう。プラクテカリティに関しては180cm前後の4名の大人とその荷物を飲みこむことができるようになった。

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