【価格は約612万円から】超多能なGTを格安に ポルシェ・パナメーラ(971型) UK中古車ガイド 実用的なワゴンも

公開 : 2026.01.12 18:05

3代目の登場で、お手頃になってきた2代目パナメーラ V6にV8、ハイブリッドまで多彩な選択肢 実用的なスポーツツーリスモも 類を見ない完成度にあるGTの魅力をUK編集部が再確認

お手頃になってきた2代目 エンジンは多彩

ハイエンドな4シーター・グランドツアラーをお考えなら、ポルシェパナメーラは候補の上位に加えるべきだろう。他を圧倒する動的能力と、印象的なスタイリングやインテリアが融合した、類を見ない完成度にある。

2009年にリリースされた初代パナメーラは、今では極めてお買い得な1択になっている。だが乗り心地はブランドらしくなく、テールゲートの形状が扱いやすさに少々影を落す。もし予算がお有りなら、2016年登場の2代目、971型を考えたい。

ポルシェ・パナメーラ(971型/2016〜2023年/英国仕様)
ポルシェ・パナメーラ(971型/2016〜2023年/英国仕様)

シュツットガルトが生んだ正真正銘のポルシェが、英国では3万ポンド(約612万円)程から探せる。エンジンは多彩。329psの3.0L V6ターボに2.9L V6ツインターボ、4.0L V8ツインターボの他、680psのプラグイン・ハイブリッドまで用意されていた。

ただし、そのターボS E-ハイブリッドは0-100km/h加速を3.5秒でこなすものの、少々ボディは重め。電気で最長49km走れるが、まだ5万ポンド(約1020万円)以上とお高い。4.0L V8ツインターボ・ディーゼルも、欧州では2年ほど提供されている。

広い乗員空間 ワゴンのスポーツツーリスモも

パナメーラのインテリアは、グレードを問わずスポーティでラグジュアリー。本物の金属が要所を飾り、肌触りの良い素材で仕立てられている。タッチモニターは12.3インチと充分以上の大きさ。センターコンソールのタッチセンサーは、少々扱いにくいが。

大きなボディが故に乗員空間は広く、低くスリークなルーフラインにも関わらず、高身長の大人でも前後の席で快適に過ごせる。実用性を重視するなら、ステーションワゴンのスポーツツーリスモがオススメだろう。プロポーションも美しい。

ポルシェ・パナメーラ(971型/2016〜2023年/英国仕様)
ポルシェ・パナメーラ(971型/2016〜2023年/英国仕様)

2代目パナメーラは、2021年にフェイスリフト。ボディがリフレッシュされ、パワーアップが図られている。特にターボSでは、630psへ増強。機敏な操縦性と、圧倒的な動力性能、グランドツアラーに相応しい乗り心地のすべてが手に入る。

このクラスで、中心的な存在にあった2代目パナメーラ。中古車価格を知るほど、強い魅力を感じるのは筆者だけではないだろう。

新車時代のAUTOCARの評価は?

卓越した能力の幅広さが、パナメーラに関するすべての懸念を払拭する。現代のグランドツアラーとして、完成度は驚くほど。速さと操縦性、運転のしやすさ、快適性に実用性。その多能ぶりは、圧巻といっていい。(2017年2月1日)

ポルシェ・パナメーラ(971型/2016〜2023年/英国仕様)
ポルシェ・パナメーラ(971型/2016〜2023年/英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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