フォード・カー1.2 Ti-VCT

公開 : 2016.10.03 05:40  更新 : 2017.05.29 18:53

バランスがよく、洗練された安価なシティカー。かつての汚名を果たすことはできるだろうか?

■どんなクルマ?

20年前、フォードは世界最大の工業力をもって、シティカーの投入を試みた。フィエスタのベースを共有した初代は、12年で50万台が販売された。

そして現在。まわりを見わたせばフォルクスワーゲンUp!、ルノートゥインゴ、ヒュンダイi10などの実力あるモデルがひしめき合っている。

スコダキアが高級志向にひた走る隙をついて、このカテゴリーを自分のものにしようと試みているようだが、果たしていかがだろうか?

■どんな感じ?

いざ乗ってみると、想像どおりのところが多いと感じる。車体はあくまで小さく、フォードに期待する小気味よさを最低限、兼ね合わせている。

価格は£8,995(118万円)から。インドで作られているが ‘ワン・フォード戦略’ が効いているのか、じつに運動神経に優れると感じる。

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