フォルクスワーゲン・ゴルフRカブリオレは、開発の最終段階にはいっているとAUTOCARは見ている。

この最速のオープン・トップ・ゴルフは、現行のMk6ゴルフをベースにしたモデルで、2013年春に発売される予定だ。ハッチバックとことなり、その駆動方式はFWDのみ。

公認のパフォーマンスは明らかにされていないが、シロッコRから移植された261bhpの2.0TSIエンジンを搭載し、0-100km/h加速はおよそ6秒、最高速は250km/hとなりそうだ。ミッションは6速マニュアルが標準、DSGがオプションとして用意される。

価格も公表されていないが、ハッチバックはGTIに対してRモデルが6,000ポンド(82万円)高だったのに対し、カブリオレは4,500ポンド(61万円)高ぐらいの上昇で済みそうだ。したがって、Rカブリオレは34,000ポンド(460万円)程度の価格に収まるようだ。

フォルクスワーゲンは、このゴルフRカブリオレを、2011年のオーストリアのヴェルターゼ・チューニング・ショーで発表している。そのモデルは、標準モデルよりも25mm低くなったサスペンションが与えれていた。プロダクション・モデルでの変更点は、18インチのタラデガ・アロイホイール、青いブレーキ・キャリパーが新たに採用されたことだ。また、アルミニウムのシル・プレート、カーボンファイバー・トリム、Rバッジ、スポーツ・シートが標準装備となる。