メルセデス-AMG GTブラックシリーズ、639ps以上か 2020年に登場

公開 : 2018.03.08 19:10

軽量化と最強エンジンでAMG最速に

さらにテストカーのリアウインドウは軽量化のためにポリカーボネート製となっている。このことは、ブラックシリーズには豪華な内装が与えられる一方で、不要なパーツは取り外されるだろうことを示している。

撮影された開発車両の内装写真では、フロントに1組のスポーツシートとロールケージが確認できる。ロールケージはGT Rではオプション扱いだが、ブラックシリーズでは標準装備となる見込みだ。


これらはGT ブラックシリーズの重量を1600kgほどにするためであり、これによってその車重はGT Rよりも30kg軽量となる。軽量化と出力を高められたV8エンジンにより、超希少なハイパーカーであるプロジェクト1を除けば、このブラックシリーズがAMG最速のプロダクションモデルになるだろう。

2020年のGT ブラックシリーズ登場によって、7年の空白ののち、ようやくAMGにその最強の名が帰ってくることになる。SLSをベースにした最後のブラックシリーズが生産されたのは2013年のことだった。

関連テーマ

おすすめ記事

 

メルセデスAMG GTの人気画像