メルセデス-AMG GTブラックシリーズ、639ps以上か 2020年に登場

公開 : 2018.03.08 19:10

7年の時を経てブラックシリーズが帰ってきます。2016年に登場が予告されたこのモデルは、911 GT2 RSに迫るパワーと過激なボディワークを与えられ、AMG最速のモデルとなるようです。ニュルブルクリンクで目撃された開発車両からは軽量化が進められることも明らかになっています。

もくじ

AMG最強 出力は639ps以上
軽量化と最強エンジンでAMG最速に

AMG最強 出力は639ps以上

メルセデス-AMGからブラックシリーズの名をもつGT最強モデルが2020年に登場する。

最初にAMGのトビアス・ムアースCEOが2016年にその登場を予告したGTのトップモデルは、現在開発作業が続けられており、639ps以上にまで出力を高められたAMG製ターボ付き4.0ℓV8エンジンが搭載されることになる。

これは同じエンジンを積んだ現行AMGの最強モデル、GT 4ドア・クーペと同じ数値であり、これ以上の出力アップは、現在のGTチャンピオンカーであるGT Rの585psをさらに大幅に凌ぐことになる。さらには、現在このカテゴリーで最も過激なスーパーカーとされる700psのポルシェ911 GT2 RSにも迫るものだ。


GT ブラックシリーズには、さらに強化されたシャシーとエアロダイナミクスが与えられる。最近GT Rのボディをまとった姿をニュルブルクリンクで目撃された開発車両は、ブラックシリーズのテストプログラムの一環だといわれており、このモデルに関するいくつかのヒントを与えてくれる。

この開発車両には、AMGのGT4 レースカーゆずりのさらに過激なボディワークが与えられ、固定式のリアウイングと、ノーマルのセンター出しよりも間隔を広げたエグゾーストがディフューザーから顔を覗かせている。

これらの変更はリアのダウンフォースを高めるためであり、サーキット走行時のバランスを考慮して、間違いなくフロントにも同じような対応が行われるはずだ。さらに大型ブレーキと大径ホイールの装着も予想されている。

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