ボルボが生んだ、ステーションワゴンの傑作たち 前半 創成期から245(240)まで

公開 : 2018.05.04 06:10  更新 : 2020.12.08 10:34


ボルボワゴンの象徴(1974年)

145に取って代わり、1974年に登場した245。日本では240の呼び方が一般的だろう。

自動車の安全性という側面で大きなアドバンテージを備えており、1972年に登場したコンセプトカーのVESC(Volvo Experimental Safety Car:ボルボの実験的な安全技術搭載車)の技術も含まれていた。245は後にV6エンジンを積む265に置き換えられたほか、2.1ℓ4気筒エンジンから164psを発生させた、ボルボとして初のターボエンジンを搭載したワゴンも登場する。

雑貨店や子供をサッカーチームへ送る父母に高い支持を得て、200シリーズは20年近くに渡って生産された。1993年にボルボが生産を終了するころには、メーカーを象徴する1台となっていた。現在も多くのエンスージァストによって、大切に乗られていることはご存知の通り。

続きは後半で。

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