ボルボが生んだ、ステーションワゴンの傑作たち 前半 創成期から245(240)まで

公開 : 2018.05.04 06:10  更新 : 2020.12.08 10:34


最もセクシーなボルボ・ワゴン(1971年)

ボルボ初期のワゴンは、実用性一辺倒というスタイリングだった。しかし、P1800 ESはまったく異なるボディスタイルと、企業の側面を提示した。1800クーペをベースにしたESは、延長されたルーフ、横に長いサイドウィンドウ、ベゼルのつかないグラスハッチを備える。2年間のモデルライフの中で、8000台以上のクルマが生産された。

P1800 ESは5150ドル(56万円)で、現在の価値では3万700ドル(335万円)となる。ちなみに、同時期のアルファ・ロメオGTVは、4948ドル(54万円)で、現在の価値では2万9400ドル(320万円)だった。

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