マツダCX-3、新1.8ℓディーゼル搭載 大幅改良モデル 写真22枚

2018.05.17

マツダ「CX-3」が、大幅改良を受けて5/31に発売されます。注目はディーゼルエンジンの排気量アップ(1.5ℓから1.8ℓへ)と足まわりの全面改良。走りの質で選びたくなるコンパクトSUVの登場です。写真22枚でご覧ください。

もくじ

SKYACTIV-ビークル・アーキテクチャーの理念 先行導入
SKYACTIV-D 排気量アップの新エンジン
初のデザイン変更 内外装、詳細画像

SKYACTIV-ビークル・アーキテクチャーの理念 先行導入

マツダCX-3が、大幅改良を受けて5月31日に新発売される。今回の改良は、

・ダイナミクス性能の質感、乗り心地の向上
・新開発1.8ℓディーゼルの初搭載
・電動パーキングブレーキ採用によるインテリア刷新
・夜間歩行者検知機能付きアドバンストSCBSの初採用

が大きなトピックである。

サイズや使い勝手には惹かれるけれど、コンパクトSUVの乗り心地は好きになれない。そんな方に向けて、マツダが投げかける答えが改良型CX-3なのだ。

サスペンション、タイヤ 足まわり全面改良

新しいCX-3のキモは、シャシーの考え方が次世代の車体構造「SKYACTIV-ビークル・アーキテクチャー」の思想にアップデートされたこと。

・例えば、道路の継ぎ目を越えたとき……

従来型:ばね上に伝わるピーク値を抑える
(タイヤがたわまずサスが大きく縮む。反動大)

改良型:ばね上に伝わる力を滑らかにコントロールする
(タイヤがたわみ、そのあとにサスが動き出す)

改良型では、路面からの衝撃を柔軟に吸収する発想になった。そのために、

・ダンパーサイズ大径化/剛性アップ(滑らかなストローク)
・縦バネ特性をソフトにした新タイヤ(上下にたわむタイヤ)
・コイル、スタビ、ストッパーの刷新(タイヤとサスの連続性)

という足まわりの抜本改良を断行している。タイヤは上下剛性をたわみやすい特性にした分、トレッド面のベルトを強化して捩じれを抑える新開発タイヤを採用した。


本格的なインプレッションは別の機会にゆずるが、改良型は目地段差が目につく道路を走っても、コルク張りのフロアを歩いているような心地良さがある。

こうした足まわりの全面改良にくわえて、忘れてはならないのが新開発エンジンの採用だ。
 

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